秋の運動会シーズン到来となりました。我が家は春に小学校と中学校の運動会が土日連チャン開催でメニューに悩みました(笑) 孫や甥っ子、姪っ子の晴れ舞台を楽しみに遠くから来られる親戚の分も…となるとお弁当作りは本当に大仕事ですね。今回は運動会当日に慌てない、お弁当づくりのコツをご紹介します。

運動会までに準備することと当日の流れ

前々日:しっかり計画を立て、買い物を終わらせる

メニューだけでなく、使うお弁当箱や盛り付けイメージをメモしておくことで、余計な作業や悩む時間が格段に少なくなります。

メニューを決めたら、買い物リストも作成しましょう。何となく買い物に行くのではなく、リストを片手に必要なものを忘れ物なく買うこと! 近所のスーパーマーケットは、前日の夕方では売り切れている物もあるかもしれません。買い物は前々日までに済ませておくのが理想です。

必要であれば、割りばしや紙皿、紙コップなど、お弁当まわりのグッズの買い物も一緒に済ませておきましょう。

前日:切る・漬けるなど下ごしらえを終わらせる

包丁を使う作業は前日の夜までに終わらせておくと当日にかなり余裕ができます。材料に下味をつけたり、衣をつけておくなど火を通す直前の作業までを終わらせておくこともおすすめです。

からあげ…鶏モモ肉をひと口大に切り分ける。下味用の調味料を合わせておく。

お稲荷さん…市販の稲荷揚げを使う場合は、半分に切って口を開いておく。

ブロッコリー…小房に切り分け分けておく。

にんじん・さやいんげん…飾り切りをしておく。

エビ…背ワタを取り下味をつけておく。

煮物…完成させて冷蔵保存。

ハンバーグ…煮込みハンバーグにして冷蔵保存。

…炊飯器を使う場合は前夜に予約セット。当日炊く場合は、米を洗って水気を切り冷蔵庫に入れておく。

果物…カットして盛り付け冷蔵保存。

使うお弁当箱や調理道具の準備も忘れずに。当日の作業の流れをメモしておくと完璧!!

当日:熱を加える調理と盛り付け

調理と盛り付けまでの時間は1時間~1.5時間を目標にしています。朝ごはんの準備や自分の身支度もあるので、子どもたちが目を覚ます前までにお弁当作りが完了しているのが理想です。

<当日の流れ>
まずは炊飯。次に作りおきしてある食材や調理するものをすべて出しておきます。こうしておくと調理忘れを防ぐことができます。

いよいよ調理です。まずは、からあげやエビフライなどの揚げ物に取り掛かりましょう。冷めるまでに時間がかかるので早めに作ることをおすすめします。

次に、肉巻きや卵焼きなど焼き物、ブロッコリーやとうもろこしなど茹でものを終わらせます。

最後におにぎりや稲荷寿しなどごはんものを調理し最後に盛り付けです。

過去記事:おいしそうな詰め方の基本は?いつものお弁当を簡単にランクアップする3つのコツ

運動会のお弁当におすすめのおかず3選

みんな大好き!給食の鶏のから揚げ

<材料>
鶏もも肉 2枚
塩 少々
こしょう 少々
ガーリックパウダー 少々(にんにくのすりおろしでも良い)
片栗粉 大さじ2
小麦粉 大さじ1
揚げ油 適量

<つくり方>

  1. 鶏肉をひと口大に切り、塩・こしょう・ガーリックパウダーで下味をつける
  2. 片栗粉と小麦粉を混ぜ合わせる
  3. (1)の鶏肉に(2)の衣をつける
  4. 170度程度に熱した油で揚げる

前日までに作りおきOK!レンコンの塩きんぴら

<材料>
れんこん お好みの量
塩 少々
黒ゴマ 少々
ごま油 適量

<つくり方>

  1. れんこんを2~3mm幅にスライスする
  2. フライパンにごま油を引き(1)を炒め塩をふる
  3. れんこんに火が通ったら黒ゴマをまぶし完成

彩り鮮やか!ガーリックシュリンプ

<材料>
エビ 8尾
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
ガーリックパウダー 小さじ1
乾燥バジル 小さじ1
塩 小さじ1
こしょう 少々
白ワイン 大さじ2
オリーブオイル 大さじ3

<つくり方>

  1. エビを流水で洗い、殻の背中側からはさみで切り込みを入れ背ワタをとり水気をしっかりと拭く。
  2. エビ以外の材料を合わせ、(1)とよく和えて一晩おいてマリネする。
  3. フライパンに(2)を入れ、中火にかける。蓋をして10分蒸し焼きしたら完成。

朝晩は涼しくなったといっても、日中の気温が30度近くになる日も。保冷バッグや保冷剤などを活用して、お弁当を傷ませないように注意しましょう。日陰に置いておくことも忘れずに。

過去記事:お弁当を傷ませない3つのコツとおいしいおかず3選【レシピ付き】

お子さんの喜ぶ笑顔のために、運動会のお弁当作りを楽しみながら頑張りましょう!