京都限定、漆黒の「黒抹茶」ショコラ
ショコラティエ江口和明氏が展開する「Patisserie&Cafe DEL’IMMO」が関西に初上陸した。5日に京都駅西口改札前の「イートパラダイス」内にオープンした「パティスリー&カフェ デリーモ京都」は、京都好きの同氏が新作のショコラやメニューをひっさげ、地元で愛されるカフェにしたいとロゴもカタカナに一新し、京都限定ショコラを多数提供する。
今回の看板商品の一つ、「黒抹茶」ショコラは同氏が開発に一年以上かけた力作。ホワイトチョコに抹茶を練り込んだのではなく、カカオの味と抹茶がしっかり味わえるよう、試作を重ねて、カカオ含有量51%のやや緑がかった漆黒のオリジナルショコラを完成させた。
さっぱりとした苦みが利いた大人味の「黒抹茶」は、それを使ったボンボンやショコラバーはもちろん、店内でパフェ「黒抹茶ショコラ(税込み1340円)」や「黒抹茶ショコラパンケーキ(同1200円)」などのスイーツメニューでも味わえる。
また、季節のフルーツとショコラのマリアージュパフェでは「メランジュフリュイKYOTOマツリ(同2484円)」が京都限定第1弾として登場。金色のブロンドチョコレートと厳選したイチゴがたっぷり入り、豪華絢爛(けんらん)に金箔もあしらわれ、香り豊かな抹茶がアクセントになっている。
ほかにも、京都のシンボルとしてイメージしたボンボンショコラ「舞妓の唇(同950円)」、京都の町並みがプリントされた「レターショコラ/パズルショコラ(各1500円)」など、わざわざ買いに寄りたくなる京都らしいショコラが所狭しと並んでいる。
江口氏は「上品なショコラティエではなく、世界中のショコラと洋菓子を楽しくその場で食べてもらえるカフェにしたい。便利な駅ナカだが、観光客だけでなく、地元の人にたくさん来てもらいたい」と言う。
想定客単価は1500円、年商は5億円を目指す。運営はスイーツデザインラボ。
▽所在地=京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路超ジェーアール京都伊勢丹JR西口改札前イートパラダイス▽電話=075・746・5300▽営業時間=午前10時~午後10時。
◇日本食糧新聞の2019年2月8日号の記事を転載しました。
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