BIO料理研究家の倉岡生夏です。バレンタインに旦那さんや彼にプレゼントするチョコレートを悩んでいませんか? そんな時に混ぜて焼くだけ簡単! お店のように濃厚しっとり、グルテンフリーのチョコレートケーキの作り方をご紹介します。

グルテンフリーケーキのメリット

  • 小麦粉などの粉を使わないのでスポンジがパサつくことなく日持ちします。
  • 砂糖を入れずチョコレートの甘みだけで作ります。
  • 材料はたった4つだけ。
  • 以前ご紹介した手軽に買える100円均一で売っている型で作れます。

グルテンフリーチーズケーキの記事はこちら
まぜて焼くだけ簡単チーズケーキ!グルテンフリーで作ろう

今年のバレンタインは平日ですね。みなさんはバレンタインは買う派ですか? 作る派ですか?

作ると材料の買い出しから時間や手間もかかるから買ってしまう、という方が多いのではないでしょうか?

混ぜて焼くだけのケーキなら平日のバレンタイン当日にも間に合います。混ぜて焼くだけという材料も手間も少ないだけに、事前の準備などにポイントがあります。

事前準備のポイント

卵、バターは常温に戻しておきましょう。つい、冷蔵庫から卵やバターを取り出してそのまま調理を始めてしまう、という方が多いですよね。レシピ本などに「常温に戻す」と書いてあってもうっかり「大丈夫でしょ」と思って気にしなかったり。

この準備だけでチョコレートケーキの仕上がりにとても関係します! 特に卵が冷たいままだと、チョコレートと合わせた時にうまく乳化できなくて、焼いた時に固まらないということになります。なので必ず卵は常温に戻しておきましょう。

チョコレートは刻んで湯煎しますが、チョコレートを直接鍋で温めてしまうと油分が壊れて仕上がりの時に白くなってしまいます。製菓用の小さい形のチョコレートを選ぶか、板チョコレートなら刻むと湯煎で手早く溶けます。

チョコレートには水が入らないように注意。チョコレートと水はとても相性が悪く分離してしまう恐れがあるので、湯煎のお水を入れないようにしっかり注意してくださいね。

チョコレートケーキの作り方

<材料>
ビターチョコレート 220g
植物性生クリーム 100cc(動物性でも可)
卵(Mサイズ) 2個
無塩バター 70g

<作り方>

1.オーブンを190度に予熱する。チョコレートは刻んでおく。鍋で生クリームを沸騰直前まで温める。

2.チョコレートとバターを湯煎でとかして、(1)の生クリームを加えてマドラーで混ぜる。

3.しっかり溶いた卵を(2)のボウルに3回に分けて入れ、チョコレートが重たくなるまでしっかり混ぜる。途中、混ぜづらかったら湯煎を外す。ぷつぷつの気泡ができ、チョコレートの生地が重たくなったら乳化している証拠です。

4.型に入れて190度のオーブンで20分ほど焼いたら出来上がり。

焼きたてを食べるとフォンダンショコラのようで、冷蔵庫で冷やすとしっとり生チョコのような食感でとてもおいしいです。

いちごのソースや生クリームを添えてもおいしいです。大好評間違いなしのグルテンフリーチョコレートケーキ。ぜひ今年のバレンタインに作ってみてくださいね。