暦の上では春を迎える2月。暖かな春が待ち遠しい一方で、悩みの種となるのが花粉症。花粉症は、免疫力を高めることで症状を緩和させることができます。きのこには、全身の免疫細胞の約7割が存在する「腸」を整える「食物繊維」や、腸の免疫細胞に直接働きかけるβグルカンという栄養素が豊富。さらに、エリンギにはアレルギー反応の緩和に効果的な「IgA抗体」を増加させる作用があることも分かっています。(日本農芸化学会2003年度大会より)

一番採り 生どんこの特徴

どんことは、乾燥しいたけのこと。そのどんこの味わいを、水で戻す手間をかけずに楽しめるのが“生どんこ”です。

(1)“一番採り”で旨みが凝縮
旨みが凝縮されている一番発生のきのこだけを収穫した“一番採り”で、傘から柄までしっかりとした旨みを味わえます。

(2)独特の傘の割れで味がよくしみ込む
特徴の割れ“味の路”が味をしみ込ませて増幅させ、ジューシー感を生み出します。

(3)肉厚で贅沢な食べごたえ
食べた瞬間のしっかりした歯ごたえが、この上ない贅沢感をもたらします。

きのことほうれん草のマヨネーズソテー

マヨネーズで炒めて簡単一品。調理時間約10分。

<材料・2人分>
・エリンギ………………………………1/2パック
・霜降りひらたけ………………………1/2パック
・ほうれん草……………………………1袋
・ベーコン………………………………2枚
・塩、こしょう…………………………少々
・「キユーピー マヨネーズ」………大さじ2

<作り方>

  1. エリンギは1cm幅の輪切りにする。霜降りひらたけは手でさく。ほうれん草は3cm長さに切る。ベーコンは2cm幅に切る。
  2. フライパンにマヨネーズ大さじ1を入れてきのこを炒める。火が通ったら、ベーコン、ほうれん草を加え、残りのマヨネーズと塩・こしょうを加えてさっと炒める。
    ※お好みでミニトマトを彩りで添える

きのことほうれん草のクリームグラタン

バレンタインのおもてなしにもおすすめ♪ 生どんこを使ってもおいしい。調理時間約15分。

<材料・2人分>
・エリンギ(またはぶなしめじ)………1パック
・ほうれん草………………………………1/2袋
・じゃがいも………………………………中2個
A・牛乳……………………………………1カップ
A・塩………………………………………小さじ1/2
A・こしょう………………………………少々
・とけるチーズ……………………………80g

<作り方>

  1. きのこは食べやすい大きさにする。ほうれん草は1cm幅に切る。
  2. じゃがいもは、洗ってラップで包み、600Wの電子レンジで約5分加熱し(竹串が通ればOK)、熱いうちに皮をむいてつぶし、Aを加えて混ぜ合わせる。
  3. (2)にほうれん草を混ぜ合わせ、グラタン皿に盛ったきのこの上にかける。
  4. チーズをのせて、オーブントースターで6~7分、こんがり焼く。

◇百菜元気新聞の2019年2月1日号の記事を転載しました。