皆さん、お料理でビーツを使ったことはありますか? たべぷろ編集部員はボルシチを数回作ったことがありますが、それ以外の料理は未経験。ちょっとハードル高めな食材というイメージなんですよね~。
朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)の俳優・速水もこみちさんの料理コーナー「MOCO’Sキッチン」でも、今年1~2月ごろにビーツが何度か登場。ネット上でも,“最近もこみち、ビーツにはまってるよね~”“ビーツ率高い”などと盛り上がっておりました。たべぷろでもビーツ料理のレシピを何回かご紹介していますが、世間的には“まだまだ珍しい”という位置づけなのかもしれません。でも、近ごろは真空パックされた便利なビーツが購入できるお店も増えてきて、だんだん身近になってきているそうですよ♪ 実は「食べる輸血」といわれるほど栄養豊富なので、できるだけ日々の食事に取り入れたい食材ですよね。
さて、そんなビーツを使ってピンクのお料理を作るとしたら、皆さん、どんなシチュエーションを選ばれますか? 今回のたべぷろアンケートは「ビーツでピンク色のお料理を作ってみたいシチュエーションは?」について全国の女性100人に伺ってみました♪

【1位 ホームパーティのおもてなし】ピンクはパーティにぴったり!SNS映えも期待

「ビーツでピンク色のお料理を作りたいシチュエーション」で圧倒的人気のもと、トップに輝きましたのは!「ホームパーティのおもてなしに」(62票)でした~!

パーティ好き(?)女子たちのハートを射止めたのは、キュートで華やかな“ピンク”色。

  • 綺麗なピンクが多くの友人の心を掴んで、喜ばれそうだから。作って良かったと思えそうです。(40代/女性/専業主婦)
  • ピンクの料理は普段作らないし、出てくる機会も少ないです!ホームパーティはちょっと凝ったものやサプライズ感もとても大切なので、ピンクの料理を出して皆を驚かせたいです。(20代/女性/専業主婦)
  • ピンク色の可愛いお料理なので、ホームパーティでの話題づくりにもなるから。(20代/女性/正社員)
  • ピンク色の料理はその場を華やかにすると思う。ホームパーティにぴったりだと思う。(30代/女性/正社員)

などなど、“ピンクはホームパーティにぴったり♪”という声が多数寄せられております!

次に目立ったワードが“SNS映え”“インスタ映え”です。

  • SNSにアップするのにすごく良いと思うから。ピンクというのが可愛くて目を引くと思う。(20代/女性/専業主婦)
  • ホームパーティを開く際、料理はインスタ映えするものが良いと思っています。(30代/女性/正社員)
  • これこそインスタ映えにもってこいの色味であるから、女子会のポットラックパーティに。(40代/女性/無職)

ポットラック(持ち寄り)パーティ! ステキなピンク色のお料理は、参加者から大喜びされそうですよね。撮影タイムも大盛り上がり間違いナシです。

ポットラックパーティといえば、ホスト役が全部用意する必要がない気軽さが人気の一方で、「お料理がかぶった!」とか「(メインやサラダ、主食などが)なかった!」といった緊急事態も発生しがち。ビーツ製“ピンク色のお料理”だったら、かぶる可能性は低いかもしれませんね。

「男性より女子ウケしそう」(40代/女性/専業主婦)、「特に女性同士で集まるときによさそうです」(30代/女性/正社員)といったご意見も。「家で開催する女子会に、ピンクが好きな子が来る時に喜ばれそう」(20代/女性/パート・アルバイト)といったコメントも、「あるある!」ですよね~。

このほか、「真っ先に浮かんだのはバレンタイン」(40代/女性/無職)、「ひな祭りは過ぎてしまいましたが、今後予定している歓送迎会、お祝いやお花見など春のイベントで明るい気持ちになれるから」(30代/女性/個人事業主)というご意見もありましたよ。来年はぜひ!試してみたいですね♪

【2位 お誕生日のディナーに】お嬢さんのバースデーにいかが!?

2位は「お誕生日のディナーに」(34票)です。1位と若干差を付けられてしまいましたものの、なかなかの健闘ぶりですね。

こちら、“女の子のお誕生日ディナーにぴったり”というご意見が、た~くさん寄せられております!

  • テーブルの上が華やぎそうです。写真にも映えそう。娘の誕生日に準備したら喜んでくれそう。(40代/女性/パート・アルバイト)
  • 子どもがみんな女の子なので、料理もピンク色だと喜んでもらえそうだから。(40代/女性/専業主婦)
  • ビーツのちょっと濃いめのピンクカラーは5月生まれの娘や孫の誕生日のディナーにピッタリだと思います。(50代/女性/経営者)
  • シチュエーションは女の子の誕生日ディナー。ビーツの入った少しピンクのクリームシチューやサラダの彩りにと、食卓を華やかにしてくれていいのではないかと思いました。確か鉄分も豊富だったかと思いますので、そういう意味でも女子向きではないかと思います。(40代/女性/正社員)

などなど。貧血になりがちな女性にとって、鉄分多めな点はうれしいところですね。

家族がピンク好きだから!というお声も目立ちました。「娘は恋愛運が良くなると言って、ピンクを好んで選んでいます。今まで、ピンク色の料理を作る発想はありませんでしたが、作ったらきっと喜んでくれると思います」 (50代/女性/専業主婦)といったコメントからは、お嬢さんを思うお母さんの温かな気持ちが伝わってきますよね。

あと、意外だったのが、“まずは試しにウチで使ってみる”派の皆様が結構いらっしゃったこと。

  • あまり使う事のない食材だから失敗しても身内の笑い話で済むように、まずは誕生パーティあたりで試したい。 (50代/女性/専業主婦)
  • 他人のおもてなしに使える自信がないので、とりあえず家族に出してみて、感想を聞いてみたい(40代/女性/専業主婦)

「以前見たテレビ番組でビーツという野菜を初めて知り、スーパーなどにはあまり見かけない上に価格が多少高めなので、家族で誕生日の時に作ってみたいと思う」(30代/女性/パート・アルバイト)というご意見もあったように、「なじみのない食材だけど使ってみたい。でも、人様に出して失敗するのは避けたいのよね~」という人は多そう。

お誕生日ディナーでお試ししてみて、みごと成功した暁には“おもてなしパーティ料理”デビュー!ですね♪

【3位 夫・彼とのディナーに】ちょっと特別バージョンの夜に…

3位は19票を集めた「夫・彼とのディナーに」

  • バレンタインとか、クリスマスの時とか、そういったイベント事の時に、普段の料理とは差をつけたいから。食卓も華やかになるし、いいなと思う。(20代/女性/正社員)
  • 結婚記念日やバレンタインなんかの少し特別な一夜にあれば、気分も上がるし、喜ばれると思います。(30代/女性/専業主婦)
  • 夫に喜んでもらえそうなので夫とのお家デートで作ってみたいです。(同)

という風に、夫や彼との、ちょっと特別バージョンのディナーに-という方が多かった模様。
「私だったら初めて自分の手料理を恋人に食べてもらうときに使ってみたいと思いました。ピンク色でかわいいと思いました」(40代/女性/専業主婦)というご意見もありましたよ。

編集部員が個人的に目がハートになったのは、「ピンク色が世界で一番好きな色なので、世界で一番好きな人とのディナーで作ってみたいです」(50代/女性/個人事業主)というコメントですっ! ピンク色のビーツ料理を食べて、末永くお幸せに♪

【4位 デートのお弁当に】デートに限定せず入れてみたい!という声も

4位は「デートのお弁当に」(6票)という結果に。

  • ピンク色はとてもかわいい色なので、デートの時のお弁当に入れて楽しみたいです。(50代/女性/パート・アルバイト)

というご意見もありましたが、“デートに限定せずにお弁当に入れたい!”という声も寄せられております。

  • デートといわず、普通のお弁当にピンク色があれば、春らしくていいなーと思います。桜でんぶ以外でもピンクにできるので。(40代/女性/専業主婦)
  • デートじゃなくても、お弁当のおにぎりなどに、ちょっと彩りよくピクルスや甘酢漬けなどを添えたい。(50代/女性/パート・アルバイト)

お弁当にピンクの彩りを加えてくれるものの代表格といえば、「桜でんぶ」。でも、近い将来、ビーツにその座を脅かされるかも…!!

【5位 夫・彼と仲直りしたいとき】ビーツのピンク色に“ごめんね”の気持ちを込めて…

5位は3人の支持を受けた「夫・彼と仲直りしたいとき」

  • 喧嘩をするとしばらくは口をきかなくなってしまうので、さりげなく仲直りするために、ピンク色のお料理で可愛らしくしたほうがいいのかなと思いました。(50代/女性/専業主婦)
  • 喧嘩をして気まずい雰囲気がある時なので、少しでも温かい気持ちになりそうなピンク色は好きだという気持ちが伝わりそうな気がするからです。(40代/女性/無職)

というように、ビーツ料理の愛らしいピンク色で“ごめんね”“好きだよ”という気持ちを代弁したいという方からの支持を受けたようです。

こんな気持ちのこもったお料理を出されたら、怒っていたはずのダンナ様や彼氏も笑顔になってくれそうですね。

【6位 プロポーズの前に】初々しい恋のイメージ!?

6位は、貴重な1票を獲得した「プロポーズの前に」

  • なぜなら、私にとってピンク色は初々しい恋のイメージだからです。この中であればプロポーズが最適だと思いました。(20代/女性/正社員)

というご意見をいただきましたよ。ビーツのピンクで“さりげなく、カレにプロポーズを促す”というのも、アリかもしれませんね。

たべぷろアンケート「ビーツでピンク色のお料理を作ってみたいシチュエーションは?」はいかがでしたでしょうか? ビーツをお見かけの際は、ぜひご購入のうえ、お料理にもチャレンジしてみてください!

〈たべぷろ編集部調べ〉
調査地域:全国
調査対象:女性
調査期間:2018年3月9日~3月23日
有効回答数:100サンプル

ビーツは海外でも話題に

「ビーツをどう料理すればいいのか分からない…」とお困りの方は、ロシア・ハバロフスク出身で料理研究家のユリア・ヴェッチノワさんによる記事を参考になさってくださいね!

ロシアで人気の冷たいビーガン・ボルシチ【レシピ付き】
ヘルシーなビーツをサラダに♪家庭でも楽しみましょう【レシピ付き】
女性に嬉しい栄養たっぷり!ビーツでロシア風の美人スムージー【レシピ付き】

また昨年10月、米「ニューヨーク・タイムズ」にビーツに関する日本人植物学者の研究(ウィスコンシン大学の前田宏研究室のミシガン大学およびケンブリッジ大学と共同で行った研究)が掲載され、アメリカでニュースになりました。日本では「百菜元気新聞」3月号に掲載され、話題になっています。

米ウィスコンシン大学・前田宏教授

「ビーツの真っ赤はアミノ酸の一種、チロシンが変換されたベタレインという色素です。このベタレイン色素は、限られた植物にしか存在しません。まずビーツ。そしてキヌア、サボテンの花の部分、ほうれん草(軸がビーツと同じ色合いですよね?)…」(前田教授)。

限られた野菜がなぜこんな変わった色をつくるようになったのか、その栄養素の力など詳細は「百菜元気新聞」のこちらの記事をご覧ください。

キレイな赤になった理由は?教授おすすめビーツのスープ【レシピ付き】

動画もぜひご覧ください