イートリートに所属する管理栄養士の大内美幸です。今回は、朝ごはんや小腹が空いたときにぴったりの、野菜と果物を使ったスムージーをご紹介します。ビタミンたっぷりのいちごスムージー、クエン酸たっぷりのパイナップルスムージー、食物繊維たっぷりのバナナスムージーを、レシピと合わせて栄養素もお伝えします。野菜も使っているので、野菜嫌いのお子さまや野菜不足の方にもおすすめです。

いちごスムージーの作り方

【材料】1人分
いちご 3個
にんじん 1/4本
グレープジュース 100ml

【作り方】

  1. いちごはヘタを切り落とします。にんじんは皮を剥き、適当な大きさに切ります。
  2. すべての材料をフードプロセッサーまたはミキサーで撹拌します。
  3. グラスに注いで完成です。

お好みで牛乳をプラスすると、いちごミルクのようなスムージーも楽しめます♪

いちごスムージーの効能

いちごはビタミンCがたっぷりの果実です。ビタミンCは免疫力を高めるので、これからの夏風邪予防におすすめ。

また、にんじんは抗酸化作用があるので、体の中のサビつきを落とす働きがあります。いつまでも若々しくいたい方にもぴったりですよ。

グレープはアントシアニンを含むので、眼精疲労の回復に役立ちます。勉強、読書、ゲームと、お子さまも目を多く使われていますので、目の疲れを癒してあげたいですね。

パイナップルスムージーの作り方

【材料】1人分
パイナップル缶 1枚(40g)
きゅうり 1/2本
ライム 1/2個
パイナップルジュース 100ml

【作り方】

  1. パイナップル缶は汁気を切ります。きゅうりは皮をむいて適当な大きさに切ります。ライムは絞り、果汁を用意します。
  2. すべての材料をフードプロセッサーまたはミキサーで撹拌します。
  3. グラスに注いで完成です。

ライムの輪切りをのせてもかわいいです♪

パイナップルスムージーの効能

パイナップルはビタミンB1を多く含むので、疲労回復に役立ちます。ビタミンB1が不足すると疲れやすくなったり、だるくなったりするので、夏バテ予防にもおすすめ。

また、きゅうりはカリウムをたっぷりと含むので、むくみの改善を期待できます。血圧の高い方にもおすすめの食材ですので、ぜひお試しください。

ライムはクエン酸を含むので、疲労回復はもちろん、体の中にあるクエン酸回路という生活する上で必要なエネルギーを生み出す回路を活性化します。そのため代謝がよくなり、ダイエット効果も期待できますよ♪

バナナスムージーの作り方

【材料】1人分
バナナ 1本
セロリ(茎) 10cmくらい(20g)
調製豆乳 100ml

【作り方】

  1. バナナは皮を剥いて適当な大きさに切ります。
  2. すべての材料をフードプロセッサーまたはミキサーで撹拌します。
  3. グラスに注いで完成です。

バナナスムージーの効能

バナナは食物繊維やオリゴ糖を多く含む果物です。腸内環境をよくするので、便秘の改善や予防に役立ちます。

また、セロリは独特の香りがありますが、それはアピインという香り成分が正体です。アピインは不眠やイライラを抑える働きがあるので、精神安定を期待できますよ。

豆乳は大豆たんぱく質という植物性のたんぱく質を多く含みます。大豆たんぱく質はコレステロール値の低下や血小板が固まるのを抑制するなど、全身の血流改善に役立ちます。