アンニョンハセヨ! 在日コリアン3世で韓国家庭料理研究家の李亜民です。今回は簡単に作れる韓国風丼をおすそ分けしたいと思います。
丼ものって作りますか? 私はよく作ります! フライパン一つでできて洗い物も少なく済んでお腹にも溜まる! ボリューム調整もできるから子育て世代には欠かせない丼もの。

丼に欠かせないのがひき肉!

何丼にしようかな? 迷ったらひき肉で。今回は豚ひき肉にしましたよ。味付けはヤンニョンジャンと塩コショウで。

ヤンニョンジャンのレシピはこちら
スプーン1杯垂らすだけで料理が無敵になるヤンニョンジャン【レシピ付き】

実はこのひき肉、餃子のタネに使う予定でした。

でも包む皮がなくなってしまったので丼にアレンジ。餃子のタネはひき肉だけではなく野菜もたっぷり。にんにくやしょうがもすって入れたりするのでうまみが凝縮していますよね。余りものは存分に活かす習慣を!

餃子のタネとキムチ丼レシピ

【材料】(2〜3人前)
余った餃子のタネ 200g
ヤンニョンジャン 大さじ1
塩コショウ 少々
ごま油  少々
ごはん 150g
キムチ  適量

【作り方】

1.熱したフライパンにごま油を引く。

2.(1)に余った餃子のタネを入れて炒める。

3.(2)にヤンニョンジャンと塩コショウで味付けし、白米に乗せてキムチをトッピングしたら完成。

簡単すぎますね。ヤンニョンジャンの代打はダシダで!

それでもまだまだタネが残ったので、チャーハンにも変身させました。キムチを混ぜなければ子どもも食べられます。大人用にだけキムチを混ぜるといいでしょう。

お弁当用に作った白菜ともやしのナムル。必ず残るので晩御飯のおかず決定です。そして丼にも活かしましょう。

豚ひき肉とキムチと一緒に炒めて豚キムチ丼に! 豚バラでもOK! 韓国のりや韓国のりの佃煮をトッピングするとよりおいしいです。すべてフライパンの上でこなせます。簡単ですね。急な来客にも対応できます。

もっと簡単に韓国風丼を楽しむならこれ!

納豆キムチ丼! 間違いないやつです。ごひいきにお願いします。子どもたちがキムチを食べられるようになったら家族全員で簡単納豆キムチ丼をお楽しみくださいね。うちはすでにみんなで楽しんでいます。

そしてわたしが大好きなうなぎ! にんにくをすってお酒とたれで煮込んでうな丼に。にんにくをするのがポイントですよ。ぜひやってみてくださいね。写真を見ただけでよだれが〜

プルコギ丼はよく聞くけどチャプチェ丼もおすすめです。新大久保や韓国料理屋さんでチャプチェを買ったらぜひ作ってほしい丼です。

わたしはチャプチェもおうちで作ります。チャプチェ丼にするときのポイントは、味を濃いめにし、すりごまは黒を使うことです。とても風味がいいですよ!

丼に欠かせない野菜は?玉ねぎやねぎで甘みを足そう!

丼の代表は牛丼ですよね。そして必ずと言ってもいいほど、玉ねぎや長ねぎがコラボしています。

韓国風にピリッと楽しむならヤンニョンジャンで炒めることをおすすめします。焼肉のタレでも可。お肉は牛でも豚でも鶏でも!

お弁当にもぜひ入れてあげてくださいね。子どももモリモリ食べて帰ってきますよ。お弁当で人気メニューの一つです。味付けにはダシダも活用するといいでしょう。

玉ねぎや長ねぎ以外の野菜なら、ほうれん草や小松菜の青野菜がいいですね!

丼を作るとき、白米に偏りがちだけど下のごはんにも手を加えて!

丼ものの下をのぞくと白米が多いですよね。この概念を覆してみませんか?(笑)

白米ではなくチャーハンにしてみましょう。にんじん、キャベツ、えのき、ねぎと卵とチャーシューを刻んでチャーハンを作りました。

味付けはもちろんヤンニョンジャンとダシダで簡単に。チャーハンにすることにより、いろいろな種類の野菜が摂れるチャンスにもつながります。

このチャーハンにチャーシューをのっけてお弁当にもしちゃいましたよ。

ご飯の上にチャーシューをのせたらヤンニョンジャンをちょろっとかけるとおもてなし丼にぴったり!

鶏肉柚子コショウ&ヤンニョンジャン炒めを作り、アボカドとトマトを飾ってお洒落丼にしてみました。お休みの時にぜひ!