こんにちは。大阪在住、<簡単にラクしてできるおいしいごはん>を見つけることが大好きな、ラクうま料理愛好家の大城恵です。
「買い物に行く時間がない!」「冷蔵庫の残りだけで何か作らないと!」…。
お仕事終わりの忙しい時間、こんなふうに困ってしまうことはないですか? 買い物に行く時間がない時って、「今夜も野菜炒めでいいか…。」なんて、ついついメニューが被りがちに。
もしおうちにキャベツと玉ねぎと鶏肉があるなら、こんなおかずはどうでしょうか。コチュジャンの代わりに白みそを使った、フライパン一つでできる和風チーズタッカルビです。ほったらかし工程が多いので、忙しい夜にぜひどうぞ。余ったキャベツの消費にもなりますよ。

辛味が苦手なお子様でも、白みそでおいしく食べられる

チーズタッカルビに欠かせない調味料と言えばコチュジャンですが、今回ご紹介するレシピでは、白みそと、それに相性のよい鶏のむね肉を使って、マイルドな味に仕上がります。

辛い物が苦手な方やお子様でもおいしく食べられますし、チーズとの相性もとってもよいですよ。レシピ通りの野菜がない場合は、あり合わせで作ってみてください。白みそもないって…? 白みそがない場合の、さらなる時短ウラ技も最後にご紹介します。

和風チーズタッカルビのレシピ

レシピ通りの材料がなくても、あり合わせでおいしくできますよ!

【材料】(3~4人分)
鶏むね肉 1枚
キャベツ 1/6玉(小さめなら1/4玉)
玉ねぎ 1/2玉
にら 1/2束
シュレッドチーズ 150g
白みそ 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
ごま油 小さじ1
オイスターソース 小さじ1/2
おろししょうが 小さじ1/2
おろしにんにく 小さじ1/2

【作り方】
1.調味料はボウルですべて混ぜておく。むね肉はそぎ切り、キャベツとにらは一口大、玉ねぎは5mm幅の薄切りに。

あとで肉・玉ねぎと混ぜるので中サイズ以上のボウルで。

2.調味料の入ったボウルに、鶏肉、玉ねぎを入れてよく混ぜる。

先に混ぜておくと、仕上がりが良くなります。

3. フライパンにごま油(材料外)を入れ、キャベツとなじませる。

軽く炒める程度でOK。

4.真ん中に(2)の材料を入れて軽く炒めたあとすぐにフタをして、少し弱めの中火で4~5分。

火加減が強いと焦げるので注意。

5. フタを開け、中身にほぼ火が通っていたら、周りにニラ、真ん中を空けてシュレッドチーズをすべて入れ、もう一度フタをして、3~4分。

チーズがトロ~っといい感じになればOK。

白みそがない時、調味料を量る時間もない時は

調味料を一つひとつ量るのってけっこう時間がかかるもの。忙しい時にはなるべく少ない材料でパパっと仕上げたいものです。

今回のレシピでは、白みそを使った合わせ調味料になっていますが、白みそを常備していない場合や、辛い物は無理でも少しパンチの効いた味がほしい場合は、<甘口の焼き肉のタレ>を、今回の合わせ調味料の代わりに使ってみてください。これでさらに時短が可能になります。

あらかじめ仕込んでおくと、さらに時短効果が

また、あらかじめ調味料と鶏肉・玉ねぎを漬け込んで冷蔵庫で寝かしておけば、味もなじみ、調理の手間も省けて一石二鳥です。

今回のレシピでは、にらを使用していますが、苦手な方は省いてください。キャベツの量は、多すぎると水っぽくなって調味料の味が薄く感じますので、最初は少なめで作ってみてください。

お野菜とチーズがたっぷり、栄養価も高い和風チーズタッカルビをご紹介しました。少しでも晩ごはんのヒントになれば幸いです。