アンニョンハセヨ!埼玉県狭山市在住の韓国家庭料理研究家・在日コリアン3世の李亜民です。皆さんもよく知っている代表的な韓国料理と言えば・・・やっぱりビビンバですよね。おうちでも作って食べられたら最高〜なんて思いませんか? 辛さの調節も自由自在のビビンバは子どもから大人まで楽しめてるうえに、器一つで炭水化物・たんぱく質と野菜が全て摂れちゃう優秀メニュー。簡単ナムルレシピもお楽しみに。

いろいろナムルとお肉で楽しむのが一番!

ナムルの定番はやはりもやし。にんじん、きゅうり、ゼンマイ、ほうれん草と、このへんは皆さんがご存じかと。基本的に何の野菜でもナムルにできるので冷蔵庫の中身と相談するのがいいと思います。

合わせるお肉は牛、豚、鶏なんでもおいしいですよ!海鮮でも豪華なりますね。私は個人的に牛が好きです。

これまでのナムルの記事
ナムルは忙しいママの味方!たくさんの野菜たちがナムルに大変身【レシピ付き】
ほうれん草もズッキーニも!ナムルのおいしい食べ方【レシピ付き】

こちらは、なんと畑の雑草で作ったピルンナムル!です。

下の写真はうちの近くの畑に生えている雑草です。

これは韓国のおばあちゃんが教えてくれました。韓国の方は何でも食べますよ、大地の恵みを無駄にしない精神!半端ないです。

えのきのナムルのレシピ

今回は、えのきのナムル、ナスのナムル、ピーマンとシラスのナムルを使用したビビンバです。えのきのナムルは簡単なので一品足りないな〜という時に、ササッとできてしまうメニューです。

【材料】
・えのき:1袋
・ごま油: 小さじ1/2
◇白ごま: 小さじ1
◇白すりごま: 小さじ1
◇すりおろしにんにく:少々
◇ダシダor塩コショウ: 少々

【作り方】

  1. えのきの根っこを取り食べやすく半分に切る。
  2. フライパンにごま油をひき(1)をしんなりするまで炒めたら火を止める。
  3. (2)に◇を入れて和えたら完成。

にんにくは、ほんのちょっとだけ入れてください。入れすぎるとにんにくが勝ってしまいます。えのき自体に甘みがあるので、塩コショウでさっぱり味付けもおいしいです。ビビンバのナムルは、決して難しくありません。ぜひおうちdeチャレンジしてくださいね。

トッピングに韓国のりの佃煮もおすすめ!

韓国のりをそのままトッピングするのもよいですが、オススメは韓国のりの佃煮。おにぎりの具材にもなるし、おつまみにも最高、家族みんなで楽しめる便利アイテムの一つですよ。韓国広場や通販で探してみてくださいね。

子どもも大好き!おこげ最高!石焼ビビンバはしっかり焦がして食べよう!

石焼ビビンバはおこげがポイント! スプーンでしっかりかき混ぜたあとにもう一度器に押し付けて、焦がしながらアッツアツで食べましょう。石焼の器にごま油をたっぷり引くとおこげがよくできますよ。

辛さを増したい方はコチュジャンを入れるといいでしょう。

それでも、まだまだ辛さが足りなかったり、コチュジャンがない場合はキムチの汁を入れて食べましょう。

キムチをもりもりと盛ってしまうのもいいですね。口から火を吹くほど辛くして、暑い時期をより暑く楽しみましょう。

石焼きの器がなくてもOK!フライパンdeビビンバ!

石焼きの器がなくても安心して!大きめのフライパンや鍋でビビンバを楽しめます。キムチや辛さを足す前に、子どもの分は取り分けしましょう。韓国の複合調味料「ダシダ」で味付けするとおいしさアップ!安定のうまさに。ホットプレートも可。大家族やホームパーティーには持ってこーい!

手巻き風もアリ!

たまに、「混ぜたのいやだー」と言う子もいます。そんな時は、海苔に巻こうではありませんか! 韓国海苔じゃなくても、味付けなしの日本の海苔で十分です。

サランラップに海苔を置き、ご飯乗せて巻くだけ!子どもたちだけでも十分うまく巻けますよ。

サランラップを食べるとこだけはがして一本まんまパクパク!持つ手が汚れなくてママも助かります。

子どもたちがおうちdeビビンバを楽しむには!

最近、子どもの給食献立表を見ると、ビビンバが載っているんです。異文化の交流が給食にも現れて嬉しく思います。子ども食堂でも作るところが増えているみたいです。

さて、子どもたちがビビンバを作るなら、缶詰のコーンや冷凍枝豆、ささみやシーチキン、韓国のりの佃煮、ウィンナーやソーセージなどを使うのが良いかと思います。うずらの卵も茹でておくとかわいいトッピングになりますね。

湯がく、炒めるが難しかったら、いろいろナムルとお肉を作り置きしといてあげましょう。ぜひビビンバの具材をセットしてママの愛を感じさせてあげてくださいね。