朝食を毎日食べるとメリットがたくさん!
BIO料理研究家の倉岡生夏です。みなさん、朝ごはんは毎日食べていますか?
最近、朝ごはんを抜く人が増えてきています。実は私もその一人でした。そもそも朝ごはんを食べるメリットはなんでしょうか?
健康おばあちゃんの食事の時間は
私が先日、青森の田舎に帰った時に思ったことがあります。田舎では朝6時には起床し7時には朝ごはんを食べます。12時に町内で流れるお昼のチャイムでお昼を食べ、夕食も6時には食べます。
今年90歳になる私のおばあちゃんは時間通りにごはんを食べていました。
朝、昼、晩、3食ごはんを食べる。小さい頃はこの習慣が当たり前でした。大人になると自分ルールになってしまったり、今ではいろいろな情報があり、そもそもなんで3食も食べるのだろうと疑問に思ったりしませんか?
今、朝食の欠食率が上がっていることが問題になっています。欠食とはサプリメントやお菓子やフルーツだけや、なにも食べないことをいいます。そんな欠食は大人だけではなく子どもにまで影響を与えています。
朝ごはんを食べない理由で、みなさんも当てはまることはありますか?
- 朝はギリギリまで寝ていて食べる時間がない。
- 食欲がない。
- ダイエットを意識して朝食を抜いている。
朝食をとるメリットとは?
朝食をとらないと活動するためのエネルギー不足で体調不良をおこしたり、集中力がなくなるなどの問題が指摘されています。
基礎代謝も低下し食事からとったエネルギーをため込みやすい身体になるため、過食や肥満になりやすい食生活をしてしまう恐れがあります。
起きたばかりの身体は体温や血糖値が低くなっています。そして内臓や神経、脳などの働きも低下しています。朝ごはんを食べると睡眠中に下がった体温や血糖値を上げ、脳にもエネルギーが補給されます。
食事をすることによって顎を動かし、歯で食べ物を噛むため、これが脳への刺激になります。脳が朝だと自覚することで眠気が覚めていきます。
朝ごはんは習慣として食べるだけではなく、きちんと理由があることがわかりますね。
生活リズムが乱れると朝ごはんが食べられない身体に
では朝ごはんを食べない人は、食べない状況になる理由があるのではないでしょうか。
夜ごはんが遅かったり、夜に食べすぎた、食べてすぐ寝てしまった場合は、食べ物の消化が完全にされていないため朝起きても空腹の状態が感じられません。
その場合は無理して食べないほうがよいでしょう。私の場合、夜に食べ過ぎてしまうことが多いため、朝にお腹が空かず食べられないということがあります。
バランスの良い朝ごはんをとれば、睡眠をつかさどるホルモンのメラトニンが14〜16時間後には生成されるため、タイミング良く眠気が促されると言われています。
ダイエットにも朝食は重要です
痩せやすい身体づくりには、代謝をあげることが大切だということを認識している方は多いと思います。朝食を食べないと体温が十分に上がらず、身体に栄養をためやすい体質になるといわれています。
また消化によって体温が上昇し胃腸の働きが活発になるので、朝ごはんを食べて腸内に刺激をあたえれば便秘解消も期待できます。
無理な制限のダイエットをするよりも、きちんと3食食べて適度な運動・睡眠をとることによって健康な身体が保たれるのです。
冒頭に書いた、私のおばあちゃんの話ですが、決まった時間に起きて畑仕事をして、お昼を食べて畑仕事をして夕食を食べる。規則正しい生活をしているからおばあちゃんは元気なことがわかります。
いま一度、自分の生活スタイルを見直して朝食が欲しくなる身体になるといいですよね。私もバランスのよい朝食を心がけようと思いました。
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