1歳半になれば大人ごはんと同じ?幼児食がとっても重要なワケ
3児のママ、スポーツ栄養士の馬明真梨子です。末っ子次女も今月で1歳半になりました!
毎日「イヤイヤ、ナイナイ」とイヤイヤ期ですが、イヤイヤ言っている姿も3人目となればとても可愛く感じられます。
そんな1歳半ですが、ちょうど離乳食完了と本で目にする月齢です。この時期になると「もう大人ごはんと同じでもよい?」と思うお母さんが多いですが、まだまだ大人と全く同じ食事になるわけではありません。
発達段階にあった食事を
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1歳児のサインを受け止めて、「食べたい」意欲を育もう!
私も3人の子育てをする中で、いろんなお母さんたちと出会ってきました。話を聞く中で、皆さん「離乳食」はとても気にするし、悩んでいる方が多いのです。しかし、幼児食になると「離乳食の重圧に開放されました!」「大人と同じでいいよね」というお声もチラホラ。
でも、離乳食が終われば大人と同じというわけではありません。子どもたちの身体や心はまだまだ成長途中。発達段階にあった食事が大切で、かつ、将来大人になった時にも健康でいるためにこの幼児期がとても重要な基礎作りの時期となります。
イヤイヤ期、子育てと仕事の両立などママはいつだって忙しいです。忙しいからこそ、ポイントを押さえ、やりくり上手になりましょう!
「噛む力」も幼児食ではポイント!
食事の栄養や量については、目安やポイントを知るためにも本が1冊手元にあると便利です。レシピ数は重視していないよ、食事や栄養のポイントを押さえておきたいよ、という方には『成功する子は食べ物が9割』がおススメです。
食材の組み合わせ、発達発育と栄養、お悩みQ&Aもあり、本が苦手な方でもさくっと読みやすく、内容はとても充実している本です。
そして、幼児食では量や栄養だけでなく「噛む」力も毎日の食事で意識していきましょう。
噛むことは、だ液の分泌を促し消化吸収率を高めるだけでなく、胃腸強化、脳の発達、あごの発達、言葉の発達などさまざまな成長を促します。食材の固さ、大きさ、形、調理方法などお子さんの噛み方を見て工夫していきましょう。
食事時間こそ「食べる楽しみ」を共有しよう!
子どもの食事は栄養や食べ方、食材などばかりに目を向けがちですが、食べることの楽しみを共有する、家族や友達と笑顔で食卓を囲む、これも心と身体の成長にとっては欠かせないことです。
食べることは生きること、食を楽しむことができるのか、ネガティブにとらえてしまうのか、とらえ方次第で将来の食意欲や意識、人生の豊かさにも影響します。食べ物の好き嫌いにも関係しています。
私は高校生のスポーツ選手の食事サポートをしていますが、現在の食事だけでなく、子どもの頃からの食環境が身体作りに影響していると感じることが大変多くあります。家庭での日々の小さな食意識が積み重なり、将来スポーツをする時の土台になりますので、毎日笑顔で食卓を囲めるよう心がけていきましょう。
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