暑い夏でしたね。でも気がつけば秋風の匂いが。夏から秋へ、季節のバトンが渡されるこの期間、8月31日(8・3・1)の「野菜の日」をフィナーレに「ベジフェア」が展開されます。旬の夏野菜、これからの秋野菜、その両方の魅力を味わって、野菜の力を再確認しましょう。
毎日通っている、私の街のイオンのお店。その店舗を統括・運営しているイオンリテールは、全国で7つの会社に分かれています。エリアごとに異なる食文化や産物を味わうと、日本列島の豊かさをあらためて感じることができますね。

ウチの地域の野菜メニュー、召し上がれ

日本列島東西南北。「ベジフェア」の期間中、各地域のイオンリテールのお店では、鮮度と旬にこだわった野菜をどっさり積み上げています。今年は特に、地域色豊かなメニューでおいしい野菜の食べ方をご提案しています。各地域の農産マーチャンダイザー(仕入・販売担当者)に、このメニューの物語を聞いてみましょう。

【東京・欧風カレー】フォン・ド・ボーの「欧風カレー」は実は東京生まれ!

「欧風カレー」は40年前、東京・神保町のお店でフランス帰りのシェフが、そのエッセンスを取り入れて考案したのが始まりとされます。「フォン(土台)・ド・ボー(子牛)」で有名な「ディナーカレー」も東京のメーカーS&Bのもの。これを使って本格派の味に。(南関東カンパニー マーチャンダイザー・北澤和人氏)

【材料】(5皿分)
・S&B「フォン・ド・ボー ディナーカレー」中辛…1箱(97g)
・カルビーポテト「じゃがいも」…2個
・ホクト「霜降りひらたけ」…1パック(100g)
・「味わいたまねぎ」(兵庫県淡路島産)…中2個
・牛薄切り肉…300g
・サラダ油…大さじ3
・水…600ml
・米…3合
・水…600ml

【作り方】

  1. 米は洗い、水600mlを入れて炊く。
  2. 「じゃがいも」は皮をむいてひと口大に切る。
  3. フライパンにサラダ油大さじ1を入れて火にかけ、みじん切りにした「たまねぎ」をじっくり焦がさないように炒めて取り出す。
  4. 牛肉は3~4cm幅に切って、サラダ油大さじ1で強火で約1分炒めて取り出す。
  5. 「霜降りひらたけ」は小房に分け、残りのサラダ油で炒めて取り出す。
  6. 鍋に(2)(3)(4)・水600mlを加えて強火にかけ、沸騰したらフタを少し開けた状態にして弱火で20分煮込む。
  7. いったん火を止めて「ディナーカレー」を割り入れてよく溶かし、再び弱火でとろみがつくまで煮込む。
  8. 器にごはんを盛りつけて(7)をかけ、(5)をのせる。
    ※たまねぎは約1/3量になるまで弱火で40分ほどじっくり炒めるとコクが出ます。

【えのきのホットサラダ】簡単なのに、とってもおいしい♪

JA全農長野のえのきたけをレンチンして、今年、野菜売り場に登場したたまねぎ・にんじんの素材感のある日本食研の「ザ・ドレッシング すりおろし野菜」であえました。S&Bのべビーリーフをたっぷり添えて。超簡単なのにとてもおいしいですよ!(北陸信越カンパニー マーチャンダイザー・中島賢彦氏)

【材料】(2人分)
・JA全農長野「えのきたけ」…200g
・酒…大さじ1強
・S&B「ベビーリーフ」…1/2袋(約20g)
・日本食研「ザ・ドレッシング すりおろし野菜」…適量
・ミニトマト(赤・オレンジ)…各2個
・パプリカ(赤・黄)…各1/4個

【作り方】

  1. 「えのきたけ」は根元を切り落として小房に分ける。耐熱皿に入れて酒をふり、ラップを軽くかけて電子レンジ(500W)で1~2分加熱し、「ザ・ドレッシング すりおろし野菜」であえる。
  2. ミニトマトは1/4に、パプリカは5mm程度の角切りにする。
  3. 皿の端に(2)・「ベビーリーフ」を盛りつけ、「ザ・ドレッシング すりおろし野菜」をかける。真ん中に(1)を盛りつける。

【さっぱり味の芋煮】秋の気配を感じたら東北名物の芋煮会を!

東北では秋、家族や親しい人たちが集まって鍋を囲む「芋煮会」があります。県によって「芋煮」「いものこ汁」と呼び方や材料、味つけは少し異なります。今回はホクトの霜降りひらたけをぜいたくに使って。きのこを入れると、うま味がアップしますね。(東北カンパニー マーチャンダイザー・柳谷真也氏)

【材料】(5人分)
・いものこ(または里芋)…500g(里芋の場合は8~10個)
・鶏もも肉…100g
・ホクト「ブナピー」…1/2パック(50g)
・ホクト「霜降りひらたけ」…1/2パック(50g)
・せり…1/2束
・水…4カップ
・味の素「ほんだし」…小さじ1・1/2
・酒…少々
・みそ…大さじ3

【作り方】

  1. いものこ(または里芋)は皮をむく。「ブナピー」は石づきを切り、「霜降りひらたけ」とともに小房に分ける。鶏肉はひと口大に、せりは3cm長さに切る。
  2. 鍋に水・(1)のいものこ・「ほんだし」小さじ1を入れて強火にかける。煮立ったら弱火にし、いものこがやわらかくなるまで煮る。
  3. 中火にして鶏肉・「ブナピー」・「霜降りひらたけ」を加え、アクを取って「ほんだし」小さじ1/2と酒を加え、みそを溶き入れて味を調え(1)のせりを加える。
    ※みその量は味をみながらお好みで調整してください。

【サーモンとポテトのサラダ】抜群の相性をカナッペ風に。ベビーリーフも添えておしゃれに♪

じゃがいもとサーモンという抜群の相性を、カナッペ風のサラダに仕立てました。ベビーリーフと紫たまねぎのスライスを合わせて、たっぷりトッピング。リーフの軸と紫たまねぎのふちのパープルが初秋を感じさせます。(北関東カンパニー マーチャンダイザー・水口卓也氏)

【材料】(2人分)
・カルビーポテト「じゃがいも」…1個
・S&B「ベビーリーフ」…1/2袋(約20g)
・紫たまねぎ…1/8個
・スモークサーモン…4枚
・「キユーピーハーフ」…大さじ1・1/2
・トマトケチャップ…大さじ1

【作り方】

  1. 「じゃがいも」は洗った後ぬれたまま乾いたクッキングペーパーで包み、さらにラップでふんわり包んで電子レンジ(500W)で約3分加熱し、皮をむいて輪切りにする。
  2. スモークサーモンは長さ半分に切る。
  3. 紫たまねぎはスライスする。
  4. 「キユーピーハーフ」とトマトケチャップを混ぜ合わせる。
  5. 皿に(1)と(2)を交互に並べて中央に「ベビーリーフ」と(3)を盛りつけ、(4)をかける。

【ヘルシーおひつまぶし】“名古屋といえば”をえのきと薬味でアレンジ

名古屋の名物「おひつまぶし」をヘルシーに仕立てました。初夏にテレビで紹介され、話題となった糖質制限メニュー「えのきごはん」に、かば焼きは品薄のうなぎをトップバリュのパンガシウスに置き換えて。香味野菜もたっぷり添えましょう。(東海カンパニー マーチャンダイザー・宮地朗人氏)

【材料】(4人分)
〔えのきごはん〕
・米…3合
・水…550ml
・JA全農長野「えのきたけ」…300g
・塩(お好みで)…小さじ1・1/2
・酒(お好みで)…大さじ1
※塩・酒を入れると、えのきごはんの味わいがアップします。

〔パンガシウスのかば焼き風〕
・トップバリュ「ベトナム産パンガシウス」…4枚
・塩、酒…各少々
A・しょうゆ…大さじ3
A・酒…大さじ3
A・みりん…大さじ4
A・砂糖…大さじ3
A・味の素「ほんだし」…小さじ1
B・みょうが…8個
B・青じそ…8枚
C・湯…4カップ
C・酒…大さじ1
C・味の素「ほんだし」…大さじ1
D・「トップバリュ グリーンアイ きざみねぎ…4本分
D・もみのり(刻みのりでも)…1枚分
D・練りわさび、粉ざんしょう…各少々

【作り方】

  1. 「えのきたけ」は根元を切り落として5mm程度の長さに細かく切る。
  2. 米は洗い、通常の水加減よりやや少なめの水・えのきたけ・塩・酒を加えて炊き、えのきごはんにする。
  3. パンガシウスは洗って水気をきって塩・酒をふる。グリルで焼き目をつけ、粗熱が取れたら1cm幅に切る。
  4. 鍋にAを合わせて火にかけて煮詰め、(3)を入れてかば焼きにする。
  5. みょうがは小口切り、青じそはせん切りにする。
  6. 器に(2)をよそって(4)をのせ、残ったたれをかける。
  7. Cを煮立ててだし汁をつくり、BとDの薬味を添える。
    ※ひつまぶしは愛知県の郷土料理です。

【食べ方】
一膳目は、茶碗に取り分け、そのまま食べます。
二膳目は、お好みの薬味をのせて。
三膳目は、薬味とだし汁をかけ、お茶漬けとして。

【なすボートのチーズ蒸し】京都女子大がつくったなすメニューです

今年の「ベジフェア」特別メニューを京都女子大学の栄養士さんに特別につくってもらいました。夏から秋のイチオシ野菜といえば「なす」。最近人気のズッキーニやたまねぎと合わせて。

味付けは、鶏のだしをベースにこがしにんにく油などがきいた「Cook Do香味ペースト」と「ピュアセレクト コクうま65%カロリーカット」(ともに味の素)なので、食べ応えは十分。レンチンなので15分で仕上がります。(近畿カンパニー マーチャンダイザー・青戸宏和氏)

【材料】(2人分)
・なす…1個(80g)
・ミニトマト…6個(60g)
・たまねぎ…1/4個(50g)
・ズッキーニ…1/4本(50g)
A・味の素「Cook Do 香味ペースト」…12cm(8.5g)
A・味の素「ピュアセレクト コクうま65%カロリーカット」…大さじ1/2
・Aこしょう…少々
・シュレッドチーズ…30g
・パセリ(お好みで)…適量

【作り方】

  1. なすはがくを取り、縦半分に切って中身をくり抜き、器をつくる。くり抜いたなすの中身・ミニトマト2個・たまねぎ・ズッキーニは5mm角に切る。
  2. 耐熱ボウルに(1)のなすの中身・たまねぎ・ズッキーニとチーズ15gを入れて混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。
  3. いったん取り出してAを加えて混ぜ、ラップをせずに再びレンジで2分加熱し、さらに(1)のミニトマトを加えて1分加熱する。
  4. 耐熱皿に(1)のなすの器をのせ、くり抜いた部分に(3)を均等に入れ、残りのチーズを等分にちらし、ふんわりとラップをかけてレンジで2分加熱する。
  5. 器に盛り、残りのミニトマトとパセリを添える。

【霜降りいも炊き】お月見の名物料理に霜降りひらたけをプラス

愛媛県大洲市では、秋に月見を兼ねて河川敷などで芋を炊き、それを肴に大勢で宴会をします。日本食研の専用のたれ、「里芋がおいしい いも炊きのたれ」を使えば、味付けが簡単。きょうは霜降りひらたけも入れて。(中四国カンパニー マーチャンダイザー・古谷琢也氏)

【材料】(3~4人分)
・ホクト「霜降りひらたけ」…1パック
・いものこ(または里芋)…500g(里芋の場合は8~10個)
・鶏もも肉…300g
・長ねぎ…2本
・もやし…1袋
・ごぼう…適量
・こんにゃく…1/2枚
・油揚げ…1枚
・日本食研「いも炊きのたれ」…1袋

【作り方】

  1. 鍋に「いも炊きのたれ」をよく振って入れ、いものこを入れて火にかける。フタをして中火で煮て、いものこに竹串が通るくらいやわらかくなるまで煮込む。
  2. もやし以外の具材はひと口大に切る。(1)に鶏肉を入れて煮込み、火が通ったらもやし以外の具材を入れて、さらに煮込む。
  3. 具材に火が通ったら、もやしを入れて軽く煮込む。
    ※いものこは下処理をすると、さらにおいしくなります。皮をむき、塩をふってしっかりもみ、ぬめりを水で洗い流し、水気をきります。

◇百菜元気新聞の2018年8月31日号の記事を転載しました。