みなさん災害に備えた非常食は準備されていますか? 農林水産省では自宅での避難生活を想定して、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄が必要としています。しかし、備えていたのに賞味期限が切れてしまって捨ててしまった経験はないでしょうか?
今回は普段の食事にも利用できるため無駄のない、かつ栄養価の高い食品をご紹介します。防災の基本は「自助」です。自分の命は自分で守る、自分のことは自分で助ける、なんとかするために非常食を備えておきましょう。

栄養補給・水分補給のダブルカバー非常食

私自身災害を経験したことはありませんが、精神的ショックは計り知れないことと思います。そんな状況では食欲がなくなってしまうことも想定しなくてはなりません。

また、普段から食べ慣れない非常食は食が進まないかもしれません。普段から慣れ親しんでいる食品なら精神的にも落ち着けるかもしれません。

非常時、こちらのほっとする飲み物はいかがでしょうか?


こちらは「ロングライフミルク」という常温保存可能な牛乳です。味もお値段も通常の牛乳とほとんど変わりません。賞味期限も通常牛乳に比べ長いのが特徴です。非常食を揃えるというよりは、普段飲む牛乳として多めに常備しておけば良いでしょう。

通常、非常食の準備としては水、食材のセットが理想ですが、こちらなら水分、栄養の両方を補給できるので場所をとらないというメリットがあります。

1日に必要な水分は飲料として1リットルなので、ロングライフミルクもそれに相当する3日分を準備しておくと良いでしょう。開封しても冷蔵保存ができないことを想定して飲み切れる小サイズパックをおすすめします。

栄養面では、牛乳1リットルでは成人女性の1日に必要なカロリーの1/3は摂れます。

牛乳が苦手な方は豆乳も栄養価が高いのでおすすめです。

常温で保存可能な豆乳飲料

非常食を楽しみにしてしまいましょう

非常時の食欲がない時に、のどごしの良いゼリーはいかがでしょうか? 先程ご紹介した牛乳だけだと、糖質が不足してしまいます。糖質は体の中では必要不可欠な栄養素です。

ゼリーには糖質、水分が豊富なため、これらが同時に補えるのでおすすめです。常温保存可能なゼリーなら日持ちするので非常食になります。

また、非常食というより食べるのが楽しみになってしまうような少し贅沢なゼリーを選んでみませんか? 非常時の気分が落ち込んでいる時も気分がアップできるかもしれません。また、賞味期限が近づいてきたら美味しく食べられます。

非常時には塩分も重要

牛乳、ゼリーを準備しておけたら、少しでいいので塩も小袋に入れて準備しておいてください。塩も重要な栄養素です。非常時は体調を崩しやすいため、熱を出して脱水症状になることもあるかもしれません。

脱水症状の時は水分だけでなく、糖質・塩分を補うことも重要です。以前の記事も参考にしてみてくださいね。

ひとり暮らしで突然の風邪! 備えておきたい最低限の食品は