季節の変わり目、体調を崩しやすい時期です。先日、私の友人から電話がありました。どうやら風邪で寝込んでいたようです。彼女はひとり暮らしで、マンションに併設のコンビニに行くのがやっと。何を食べたらいいか、私に情報を乞うために電話してきたのでした。ひとり暮らしで身も心も病みそうとのこと。早く回復するためには、休息、栄養が一番です。今回は、ひとり暮らしの突然の風邪に備えたい、栄養がつく食品をご紹介します。

とりあえず、大事なのはこまめな水分補給

発熱による発汗、下痢、嘔吐などで体から水分が失われている脱水状態は、大変危険です。病院では点滴が行なわれる状態です。

症状が出る前に、こまめな水分補給が大事! ただし、水分に塩分、糖が含まれていることが重要です。

身近に購入できる、こちらを常備しておくといいでしょう。

大塚製薬工場「オーエスワン」の味は、おなじみのポカリスエットに近い感じです。ポカリスエットじゃだめなの? と思われるかもしれません。

もちろん、ポカリスエットも水分、電解質ともに水分補給には最適です。しかし、多量の発汗、下痢、嘔吐で水分が失われた状態の時は、ポカリスエットだけだと塩分がやや不足します。塩を少し溶かして飲むとよいです。

鍋焼きうどん?おかゆ? 食べるならどっち

正解は鍋焼きうどん。

先ほど述べたように、水分補給と同時に必要なものが塩分、糖質であるという理由からです。おかゆは糖質だけであるのに対し、鍋焼きうどんは糖質、塩分ともに含まれています。

ならば、鍋焼きうどんを常備しておきたいところですが、期限も短く、食欲がない風邪の場合は食べられないかもしれません。

そこでおすすめなのは、塩分が含まれているおかゆ、つまりレトルトの梅粥、卵粥などです。

写真は西友オリジナル「みなさまのお墨付き ふっくら玉子がゆ」と「みなさまのお墨付き 粒入り梅がゆ」です。

自炊をして風邪をひかない体にしておきましょう

風邪をひくのは体の免疫力が衰えている証拠で、これは栄養状態に左右されます。ひとり暮らしは特に栄養が偏りがちです。普段から食事に少し気をかけてみましょう。

また、自炊をおすすめします。(料理をすることで)部屋の中の湿度が高まり、乾燥を防いでくれるため、お肌も潤い、インフルエンザなどにもかかりにくい環境になります。加湿器もいいけれど、栄養たっぷりの料理を食べて、これから迎える冬を乗り切りましょう!