一般の方々にもプロの技と味を。最前線のシェフを講師に迎えた料理教室、HATTORIキュイジーヌクラブ ルナラパンでお料理を教えてくださる料理人の技と味をお伝えしています。今回はイタリアンでおなじみの、ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合務シェフにチョコレートムースをご紹介いただきます。

テレビでもお馴染みの落合シェフ

落合シェフといえば、知らない人はいませんよね。TVでもお馴染みです。落合シェフの日は、ルナラパンも満員なんです。

この日のメニューはこちらでした。
・トマトのブルスケッタ
・色々なきのことナス、玉ねぎのスパゲティ
・鶏もも肉の大根おろし煮
・チョコレートのムース

今回は、参加者の方にも大好評だったチョコレートのムースを紹介します。

<材料(4人分)>
チョコレート 110g
生クリーム(40%台) 120ml
卵黄 1個分

メレンゲ
卵白 1個分
グラニュー糖 40g

飾り用
チョコレート 適量

<作り方>

  1. チョコレートは刻んで湯煎で溶かす。
  2. ボウルに生クリームを入れて泡立て、7分立にしたところで卵黄を加えて混ぜる。
  3. (2)に(1)のチョコレートをスプーンですくって落としながら、泡立て器でさらにクリームを立てていく感じで8分立くらいまで混ぜる。
  4. 別のボウルにメレンゲを作る。途中でグラニュー糖を2回に分けて加え、しっかりと泡立てる。
  5. メレンゲが完成したら泡をつぶさないようにチョコレートに加えて混ぜる。
  6. 器にスプーンですくって盛り付け、刻んだ飾り用のチョコレートとミントを飾る。

先生がおっしゃるのは、チョコレートは普通の市販のチョコレートでもOKとのことです。

器の下にフォークのデザインがあります。これはフォークを置いて、その上から、チョコパウダーとパウダーシュガーをふりかけたもの。ちょっとしたことなのに、おしゃれです。これも、すぐに真似できますね。

もう一つ、落合流ブルスケッタ

もう一つ、ご紹介します。ブルスケッタです。ブルスケッタは、トマトをカットし、にんにく、バジリコ、エキストラバージン・オリーブオイル、塩、黒こしょう、はちみつ、赤ワインビネガーを入れます。

落合先生のテクニックのポイントは混ぜ方!箸もフォークも何も使いません。素材を入れたボウルをゆすって混ぜ合わせます。フライパンをあおるような要領で。これが、トマトが壊れず、水っぽくならなくていいようですよ。

この回は、イタリアの国旗の色のひとつ、赤に統一されたお料理でした。