宮崎県宮崎市在住のオタク系スイーツライター・和山エリーです。大学進学を機に宮崎市へ移住。人情あふれるあたたかいこの街に魅せられ、さらには宮崎の豊富な「食」の魅力のとりこになりつつあります。
日本において歴史と人気を兼ね備えたスイーツと言えば、「大福」なしには語ることは出来ません。かつてはあんこ入りの和風のものが主流でしたが、近年は生クリームなどが加えられた洋風のものも多く見られるようになりましたよね。和洋折衷、あらゆる素材を組み合わせても美味しくいただけるのが大福の大きな魅力であると言えるでしょう。

宮崎で大人気の大福を3つご紹介!

さて、2月9日は「大福の日」として定められていますが、これは和菓子の活性化を目的として株式会社日本アクセスが制定したようです。2、9を「ふ」「く」と読めることが由来なのだとか。洋菓子におされ気味な和菓子をより活気づけるための記念日として、売上の拡大を目指しているそうです。

わたくし和山は宮崎県宮崎市在住ですが、宮崎県におけるスイーツ市場の中心地はやはり県庁所在地でもある宮崎市内です。そこで、スイーツの激戦区でもある宮崎市で人気の大福とその美味しい食べ方、さらにそれらに合わせて一緒にいただきたいドリンクについてご紹介したいと思います。

なんじゃこら大福(お菓子の日高)

宮崎で有名なお菓子屋さんである「お菓子の日高」ですが、こちらの「なんじゃこら大福」は代表的なスイーツとして高い人気を集めています。一見普通の大福ですが、包丁を入れて断面を見てみるとあらびっくり。

あんこ、イチゴ、栗、クリームチーズがぎっしりと詰まっているではありませんか。まさに「なんじゃこりゃ~」と、「太陽にほえろ」の松田優作さん顔負けのセリフが飛び出してしまいます。こちらの「なんじゃこら大福」、まさに「和」と「洋」のコラボ的スイーツなので、アメリカンのコーヒーがよく合います。

そしてお勧めの食べ方ですが、生クリームを添えてからいただくとさらに美味しくお召し上がりいただけます。あんこにイチゴ、栗、クリームチーズと生クリームとの相性は抜群で、さらに満足感がアップすること間違いなしです。

この「なんじゃこら大福」は全国各地へ発送も可能なようなので、ぜひ一度お試しいただきたい一品です。

古代餅(水野屋)

宮崎で老舗の和菓子屋さんの水野屋。和菓子屋ということで数々の大福が販売されていますが、中でも人気が高いのがこちらの「古代餅」です。早い時には午前中に売り切れてしまうこともあるのだとか。

柔らかい大福の餅生地には黒米が練り込まれており、少しだけ塩気を感じられます。中身の甘さ控えめのこしあんと生地の絶妙な塩加減とのコントラストがたまりません!

合わせて飲んでいただきたいドリンクは、あたたかい緑茶をお勧めします。王道の大福には王道の飲み物をご一緒にどうぞ。

そしてお勧めの食べ方ですが、ほんの少し…本当にほんの少しだけ、お醤油を付けて召し上がってみて下さい。塩気がさらに引き立ち、また違った風味を楽しめます。くれぐれも付け過ぎにはご注意を。

はぴ大福(hapihapi)

テレビで取り上げられることも多い、知る人ぞ知るスイーツショップ「hapihapi」。デコレーションケーキなども扱っていますが、こちらで有名なスイーツと言えば何といっても「はぴ大福」でしょう。とろけるほど柔らかい餅生地の中には、その名の通りに食べた人をハッピーにしてしまうあらゆる素材が含まれています。

このはぴ大福、どうやら季節によって中身が変わるようで、訪れる時期によっていろいろな味を楽しめるのも大きな魅力です。ちなみに今回は「冬フルーツはぴ大福」を購入しました。

イチゴ、富有柿、さつまいも、パパイヤという冬の果物と生クリームとが詰まった絶品スイーツです。温かいミルクティーと一緒にお召し上がり下さい。

お勧めの食べ方ですが、一緒にいただいているミルクティーをほんの少しだけたらしてから召し上がってみられて下さい。ミルクティーの優しい甘味とさっぱりとした大福の風味とがマッチして、よりハッピーな気分を味わえるかも!?ぜひお試しあれ。

このように、宮崎市ではいろいろなお店でいろいろな大福が販売されています。そのままいただくのももちろん美味しいのですが、ちょっとひと工夫するだけで違った風味を楽しめるのも嬉しいですよね。

上記でご紹介したアイテムの中には全国発送が可能なものもありますので、ぜひ一度宮崎の美味しい大福を味わってみて下さい。