オタク系スイーツライターの和山エリーです。大人にとってはお酒のおつまみやご飯のお供として人気の「さば」ですが、お子様からの評判は今ひとつのようです。そこで、セブンイレブンの「オリーブオイル さば缶」を使って、お子様でもおいしく食べられるような「サバサンド」の作り方についてご紹介したいと思います。

子どももおいしく魚を食べるには?

水産庁のホームページによると、子どもは魚全般を嫌っているのではなく「骨が多い」「魚臭さが苦手」などの理由から一部の魚を苦手としているようです。

そしてその上位にランクインしているのが「サバ」「サンマ」「アジ」「イワシ」などの鮮度が落ちやすく小骨が多い青魚の面々。身体に必要な栄養分を豊富に含んでいるだけに、とてももったいないですよね。

では、子どもがおいしく魚を食べるためにはどのような工夫をするのが良いのでしょうか? 今回おすすめしたい食べ方が「サバサンド」です。

これは、トルコ(特にイスタンブール)の名物で、半分にカットしたパンに焼いたサバや野菜を挟んでレモン汁や塩などでシンプルに味付けをしたお料理です。この味付けを子ども向けにアレンジすることによって、とてもおいしく魚を食べられるのです!

サバサンドの作り方

もちろん実際にサバを焼いてから作るのもおいしいのですが、今回は時短で出来る、朝食にもピッタリの「鯖缶」を使用したレシピをご紹介します。

【材料】(2人分)
「オリーブオイルさば缶」 150g
マヨネーズ(サバと混ぜる分) 大さじ1
食パン 2枚
千切りキャベツ 2~3枚分
マヨネーズ 大さじ1
バター(またはマーガリン) 適量
スライスチーズ 1枚

【作り方】
1.さば缶のオイルを絞ってほぐし、マヨネーズを加えてよく混ぜる。

マヨネーズのこくを活かすために、よく馴染ませてください。

2.キャベツを千切りにして、キッチンペーパーでよく水気を取ってからマヨネーズを加えて和える。

水気が残っているとパンが、ベちょべちょになってしまうのでご注意を。

3.食パンをトースターで焼き、バター(またはマーガリン)を薄く塗る。

4.ラップを大きめにカットし、(3)の食パンを1枚置いて、スライスチーズをのせる。その上にさらに(1)と(2)を重ね、残りの食パンを上にかぶせてラップで包む。

スライスチーズ、サバ、野菜の順で置いていくのがポイント。

5.ラップに包んだまま半分にカットして、お皿に乗せて完成!

サバとマヨネーズは相性抜群

とても簡単に出来ましたね! 実はサバとマヨネーズは相性が抜群で、サンドイッチの具としてはもってこいの材料なのです。元祖のサバサンドはシンプルにレモン汁や塩で味付けをしますが、子ども向けだと少し魚の風味が強くなってしまうので、マヨネーズで味付けをしてみました。

今回はセブンイレブンの「オリーブオイル さば」を使用しましたが、サバの水煮の缶詰でも代用可能です。

また大人の方向けにアレンジをする際は、マヨネーズにからしやあらびき胡椒を加えると、とてもおいしく仕上がります。ぜひ試してみてください。

子どもの間ではなかなか市民権を得にくい「サバ」ですが、みなさんが大好きであろうマヨネーズを使ってアレンジをすることで、とてもおいしいサンドイッチの具に変身します。

「朝食で子どもに魚を食べさせたいけど、出勤前でなかなか時間が取れない…」という忙しい働くお母さまがたにもピッタリのメニューですよね! 家庭で手軽に出来るおいしいサバサンド、ぜひ試してみてください。