ピザは手を使わずに…小倉朋子流「キレイに食べるコツ」
新学期やお花見など春はママ友同士や女子会ランチも賑やかな季節ですね。カジュアルな店だって必要なマナーは同じ。ランチでもキレイに食べるコツを知っておきましょう。
このコラムの最後に、5月20日に開催するテーブルマナー講座のお知らせもあります。
ママ友の会で気をつけたいマナーは?
ママ友の会で気をつけたいのがリーダーママの座る位置!?本来の席次は入り口から遠い席が上座ですが、その席がテーブルの端の位置にならないようにしましょう。
また、下座は基本的には通路側ですが、もし窓からキレイな景色が見えるなら、眺められる通路側が上座になりえます。リーダーママに選ばせてあげてはいかがでしょう。相手が上司や目上の人の場合も同じです。
カジュアルランチを美しく楽しもう!
カジュアル女子会によく出現するメニューの代表、例えばピザとサラダのセット。手で食べてしまいがちなピザですが、ナイフとフォークが出ていたら、両方を使って食べます。まずは取り皿に移します。その時チーズがビローンと垂れてしまったことはありませんか?
まずは、自分でナイフでピースに切っておきましょう。お店の人が切っていてくれてもきっちり切れていないこともあるからです。取り皿に移すときは、下にナイフ、上からフォークでピザを軽く押さえて運びます。とろけたチーズが伸びてしまったら、フォークでクルリと巻いてピザにのせればオッケー。
その後は、鋭角の場所からナイフとフォークで一口大に切り分けてフォークで刺して食べ進めます。生地が薄くて刺せなかったら、ナイフで折り曲げて厚みを作ってみましょう。バッチリ刺せますね。
逆にナポリピザのようにモッチリ厚みがあって耳が切れなかったら、クルクルとチーズごと巻いてしまうと、切りやすいんですよ。最後まで手を汚さずいただけます。
プチサラダの美しい食べ方は?
意外にあなどれないプチサラダ。女子会ランチにはつきものです。西洋料理は全てお皿を持たずに食べます。レタスなど薄くて刺せない葉物野菜は、ナイフを使って折りたたんで厚みを作りましょう。コロコロ転がりやすいプチトマトは、ナイフを壁代わりにしてトマトが動かないようにしてから「優しく」フォークで刺します。
プチトマトに「ここから刺すけどいい?痛くない?」と話しかけるような気持ちで(笑)。でも、本当に料理に対して優しい気持ちで食べると、不思議と心が食べ方に映し出されて、きれいな食べ方になるものなのです。味もおいしく感じられるんですよ。
たべぷろオープン記念イベント・小倉朋子テーブルマナー講座を開催します!
ランチメニューは他にもいろいろありますね。5月20日にたべぷろオープニングイベントがあって、そこで今日お伝えできなかったメニューを食べながら美しい食べ方講座を開催します!私が講師をさせていただきます。ご招待です!奮ってご応募くださいね。
◇百菜元気新聞に掲載された小倉朋子さんのインタビュー記事も、ぜひご覧ください。
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