香川県では、おやつも「うどん」でした
香川県のうどんに対する飽くなき探究心と愛情は、これまでにもいくつか紹介させていただきました。そして、今回もまた新たに紹介させていただくことになりました。それが、うどんをおやつにするという食べ方です。香川県には「揚げぴっぴ」と呼ばれている食べ物が存在しています。たべぷろの中の、うどん記事が香川県民によって、また1ページ刻まれます。
香川県民であれば、誰もが知っている「ぴっぴ」
「ぴっぴ」というのは、うどんの別名です。大人が子どもに喋る際に使われる幼児言葉の一つとなっていて、子どもたちはうどんのことを「ぴっぴ」と親しみを込めて呼んでいます。
「揚げぴっぴ」とは、うどんを揚げたもの。うどんフライともいえるこの食べ物はおやつとして、とても人気があります。
今回は、ご年配の方から子どもまでが知っている、香川県のおやつ「揚げぴっぴ」について紹介します。
香川県民のソウルフードでもある、うどん。香川県民は、あふれるうどん愛を抑えることが出来ずに、様々な食べ方にチャレンジし続けています。
以前に紹介させていただいた「うどんアイス」に「うどんソフト」といったスイーツ。そして、うどんのダシをベースにした「讃岐うどん風ラーメン」などです。
そして、今回再び新たなうどん愛の形を紹介させていただくことになりました。それが、「揚げぴっぴ」です。「揚げぴっぴ」は、名前の通りうどんを揚げたものなのですが、香川県では昔からおやつとして食べられていて、よく知られた存在です。
余ったうどんの保存方法としても重宝されてきた「揚げぴっぴ」
香川県では、昔から家庭で余ったうどんを油で揚げて食べていました。
「揚げぴっぴ」は日持ちするといった特徴があり、余ったうどんの保存方法としても重宝されてきたという一面もあります。
子どもの小腹が空いた時などに、おやつとして出している家庭も多く存在していて、家庭によって様々な食べ方が存在するのも特徴の一つです。
塩をまぶしたり、砂糖やきな粉をまぶしたりと、それぞれの家庭によって食べ方に微妙な違いがあります。そのため、チャレンジ精神旺盛な家庭では、驚くような「揚げぴっぴ」も存在しているのです。
また、おやつとしてではなく、お酒のつまみとして食べている人もいます。うどんを打つ際には、塩が多く使われています。そのため、なにもかけなくても塩味が効いているのですが、そこにさらに塩をまぶすことによって、ビールとも相性バッチリになり、おやつからつまみに早変わりするからです。
砂糖やきな粉をまぶすと、程よい甘みが加わりお茶請けとしても人気があります。
このような理由があるから、子どもからご年配の方まで、幅広い世代から愛されているのです。
まとめ
「揚げぴっぴ」は、その珍しさと日持ちの良さも手伝って、お土産物としても人気があります。そのため、香川県のお土産屋さんには「揚げぴっぴ」を販売しているところが多く存在しているのです。値段も非常にリーズナブルで、お土産の品としては、かなり手軽に買えるものとなっています。
香川県にお越しの際には是非ともお土産として「揚げぴっぴ」を購入してみて下さい。
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