料理家が実践!外食シーズンの冬太りを防ぐ食べ方
これからの時期は忘年会や新年会など、何かと外食が多くなる季節。クリスマスやお正月も控え、楽しいイベントも重なりますが、冬太りが加速する時期でもあります。そんな季節でも、食べ物や飲み物選びをちょっと工夫するだけで、防ぐことができます。私が実践してよかった、おすすめのメニュー選びを今回はご紹介いたします。
ベジファーストで食べ過ぎ防止!食物繊維不足の防止にも
野菜を最初にいただくと他の食事の食べ過ぎや食物繊維不足の防止にもなります。サラダのドレッシングは最初からかけるのではなく、後付けにしていただくと量も調整できますし、塩分の過剰摂取を防ぎます。
また、野菜に含まれている糖分やドレッシングにも注目。ジャガイモは糖質を多く含んでいるので、ポテトサラダではなく、低GIの野菜が中心のサラダを。ドレッシングは酢などのビネガーが入っているものがおすすめです。ノンオイルも良いのですが、砂糖や人工甘味料が入っていることもあるので、私はなるべく控えています。
また、バーニャカウダや野菜スティックなどは噛みごたえがあり、咀嚼数も多くなるのでお腹も満たされやすくなります。
太りにくいおすすめのおかず、主菜、お酒の選び方
もちろん、野菜さえ食べていれば良いものではありません。おかず類、主菜も大切です。ただしお酒の席では特に糖質×油脂の両方が多い単品メニューはなるべく控えるようにしましょう。洋食ならパスタやピザ・パンなどや、中華料理の点心類などにも注意が必要です。
主菜となるタンパク質は、旬のお刺身や焼き魚、赤身のステーキなどもおすすめです。また、タレやソースなどには糖質が多く含まれているので、味付けはなるべくシンプルなものを。例えば焼き鳥や焼肉も塩味を選ぶ、照り焼きよりも塩焼きを選ぶなどをすると良いでしょう。
飲み物は血糖値を上げやすいビールや日本酒、シャンパンは極力控え、比較的糖質の少ない赤ワインや焼酎、ウィスキーサワーを。シロップが入っているカクテルやサワーも極力控えて。
やめられないシメのラーメン・ご飯とデザート! 原因と対処法は?
最後にシメのラーメンやご飯を食べたくなるのは、アルコール分解で不足した栄養素を身体が欲しているからとも言われています。水分も不足をするので、ラーメンのスープもいただきたくなります。しかし、特に宴会の席では摂取カロリーが過多になりがちなので、さらに太る原因の一つに。
代わりにビタミン豊富な野菜ジュース、チーズやフルーツでぐっと我慢。どうしてもやめられないときは半量にする、麺類のこってりとしたスープを飲みきらない、軽めのお茶漬けにするなどがおすすめ。
また、例えばアルコール分解をサポートする大豆食品や、レモンやグレープフルーツ、枝豆やトマト、海藻類を注文するお料理に取り入れるのも良いでしょう。タウリンを含むタコ・牡蠣・帆立・いかなどや、アラニンを含むあさり・かに・しじみなども肝機能の補助やアルコール分解の促進をすると言われています。
もちろん我慢のしすぎはストレスになりますし、糖質や食事を全く取らないのは逆に身体お負担に。上手に食べ物や飲み物のメニューを選択して、楽しく健康的なイベントシーズンをお迎えください!
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