親子でできる「カレーずんだの冷やしビーフン」を料理研究家の近藤章太氏が紹介
ケンミン食品は8月18日、東京都の有楽町駅前広場で「ビーフンの日」のイベントを行い、汎用(はんよう)性などの商品価値を伝えた。料理研究家の近藤章太氏による無料のトークショーを開き、多くの参加者が詰めかけた。2年目となる街頭サンプリングは兵庫県の神戸交通センタービル前でも実施。記念日を盛り上げ、市場拡大を後押しした。
イベントは「グルテンフリーでおいしく 食育LOVEビーフン」と題し、記念日に込めた、米めんならではの健康志向を訴えた。
近藤氏は母子家庭で自然と学んだ調理、個食だった反省から「息子の味をおふくろへ」をモットーに活動。16年から講師を務める大手料理教室は、生徒が累計8000人を超え、人気料理家の1人になっている。ビーフンのメニュー提案は今回が初めてといい、「カレーずんだの冷やしビーフン」を、有楽町駅前の多くの観客へ紹介した。
レシピは包丁を使わず調理でき、枝豆のからむきとエビの背わた取りが親子で楽しめる。ゆでたビーフンにカレー粉、サケフレークなどを加えた色鮮やかな「カレーずんだ」をトッピングするだけ。食育に活用でき、家族全体が喜びそうなメニューを披露し、親孝行や団らんを促進。ビーフンは焼いたり、ゆでたりと調理の幅が広く、コメ代わりの主食に最適と提案した。
トークショー後はビーフン、レシピリーフレットの2000セットを無料配布。夏向きの焼き・冷やしメニューを常設展示し、消費拡大を促した。今年は本社のある神戸市中央区でもサンプリング。商品詰め合わせを818人分用意し、30分ほどで配り終えた。ツイッター投稿もあったようで地域振興にも一役買った。
「ビーフンの日」の8月18日は漢数字を組み合わせれば「米」。米めんとしてコメに感謝する日と制定した。ケンミン食品は毎年、料理教室を中心に記念日イベントを行ってきたが、昨年から一般向けにサンプリングを始めた。
着実に規模を拡大し、9月17日までオープン方式の消費者キャンペーンも開催中。6月15日放映の人気TV番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されて以来、活況の売場と市場を盛り上げている。
◇日本食糧新聞の2017年8月28日号の記事を転載しました。
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