韓国農水産食品流通公社(aTセンター)大阪支社は8月30日、韓国食材の魅力を発信するため、グランフロント大阪(大阪市北区)で「“韓食健美”K-FOOD 体験型ウェルネスセミナー」と「ビジネスミーティング」を開催。「韓食健美」は、優れた才能と美しい容姿を併せ持つ女性を表す「才色兼備」にかけて「韓国の食が健康と美容に優れていること」をアピールするためのキーワード。

同イベントにはバイヤーをはじめ、新聞などのメディアのほかブログやSNSなどを通じて影響力を持つインフルエンサー、合わせて約100人が参加した。

呉東煥大阪支社長は「今年の日本の食品のトレンドは健康とおいしさとされる。本日、健康と美容を維持増進することが期待できる韓国食品について紹介できる機会を持ち大変うれしい」とあいさつ。

続いて、雑誌やTVなどで活躍する管理栄養士でフードコーディネーターの北嶋佳奈氏が韓国食材の「えごまパウダー」「えごま油」「なつめチップス」「もち麦」「海藻ビーズ」などを使ったオリジナルレシピ4品の調理デモンストレーションを行った。

完成した料理はどれも「インスタ映え」するフォトジェニックなもので、参加したインフルエンサーが、SNSで発信するための写真を撮影する姿が各所で見られた。

調理を終え、北嶋氏は「もち麦やエゴマ油などは健康にいいとかなり普及してきているが、なつめチップスや海藻ビーズはこれまであまり使ったことがなかった。でも実際に料理してみると使い勝手がよかった」とコメント。その後、出展企業と来場者のビジネスミーティングが行われ、活発な商談が展開された。

◇日本食糧新聞の2017年9月6日号の記事を転載しました。