余った野菜で「もったい菜漬け」!アレンジも豊富
ミツカングループは旬野菜を食べ尽くす、ピクルスの「もったい菜漬け」を京都市とともに提案する。市と食品ロス削減の連携協定を結び、活動は今年で3年目。新たに「キャベツたっぷり1/4ピクルス」=写真=など八つのレシピを開発した。JA全農の飲食店でも提供する。取り組みの拡大とともにレシピ冊子の店頭配布も増加。無駄と無理のない、おいしい食習慣で環境持続につなげる。
「もったい菜漬け」は野菜を酢漬けにし、日持ちして旬のまま、アレンジ豊富で飽きずに食べ切れる。ロス削減に先進的な京都市と2020年8月に連携協定を締結。メニューを共同開発し、消費者キャンペーンやリーフレット配布を行うなどして普及してきた。
今年の「もったい菜漬け」はJA京都中央と協力してキャベツ、ナス、京オクラといった旬レシピを生み出した。キャベツ4分の1玉を半分のくし形に切り、芯ごと「カンタン酢」、おろしニンニク、一味唐辛子と漬けた「1/4ピクルス」を開発した。
一口大にしたキャベツとパプリカの「フレッシュピクルス」であれば、漬け汁ごと「揚げない酢豚」の炒め調理、味付けに活用可能。余らせない工夫も伝える。レシピをまとめたリーフレットは京都府内を中心にイオンやイズミヤ、生協などに設置。
5月15日から3ヵ月間、「カンタン酢」購入のレシート画像(500円以上)で「Oisixおすすめピクルスに合う野菜セット(3000円相当)50名様」などのプレゼントに申し込める、消費者キャンペーンも行う。
期間中はJAが京オクラに「もったい菜漬け」を告知するショーカードを封入。各所カウンターや直売所でもリーフレットを置き、キャンペーンを盛り上げる。5月18日からはJA全農京都が運営する京都駅前の外食店「みのるダイニング」で「もったい菜漬け」メニューを展開。接点を増やして習慣化、環境維持への行動変革を促す。
◇日本食糧新聞の2023年5月19日号の記事を転載しました。
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