甘くてジューシーなトマトを楽しむレシピ９選！

トマトにはリコピン、β-カロテン、ビタミンC、カリウム、クエン酸など栄養がたっぷりです。大玉、中玉のフルーツトマト、包丁いらずのミニトマト、シーンに合わせてチョイスして。ミニトマトは、カラフルが楽しいおなじみのヘタつき、赤・オレンジ・黄色のほか、ヘタをつけずに収穫した長細系の品種が人気。ゼリー質が少ないのでトマトが苦手な人にもオススメ。さっと洗ってスナック感覚で食べたいですね。カレーにも、もう一品のひと皿にも、太陽の光をたくさん浴びた真っ赤な彩りでテーブルを華やかに。

トマトクイズ

＜Q1＞トマトの色素成分リコピンを効率よく摂取するために組み合わせると良いのは？
A：オリーブオイル
B：酢
C：塩

＜Q2＞保存の際にはトマトをどの向きにするのが良い？
A：ヘタを上向きにする
B：ヘタを下向きにする
C：横向きにする

＜Q3＞日本におけるトマトの品種の数は？
A：120種
B：280種
C：340種

※答えは文末にあります

トマトとチーズのコロコロサラダ

【材料】（2人分）
ミニトマト　中10個
きゅうり　1/2本
アボカド　1/2個
プロセスチーズ　3個
セルフィーユ　適量
「キユーピー　オリーブオイル＆オニオンドレッシング」　適量

【作り方】

1. ミニトマトは半分に切る。きゅうりは縦半分に切り、厚さ1.5cmに切る。アボカドは1.5cmの角切り、プロセスチーズは1cmの角切りにする。
2. 器に（1）を盛りつけ、ドレッシングをかけ、セルフィーユを散らす。
   レシピ：キユーピー

たっぷりトマトの無水カレー

旬のトマトやズッキーニで夏野菜カレーをつくろう♪（調理時間30分）

【材料】（5人分）
牛肉（切り落とし）　300g

A　塩　少々
A　「S＆B コショー」　少々
A　「S＆B カレー粉」　大さじ1/2

たまねぎ　1個
ズッキーニ　200g
トマト　大4個（800g）
サラダ油　大さじ2
「S＆B みじん切りにんにく」　大さじ1
「S＆B ローレル（ホール）」　1枚
「S＆B ゴールデンカレー」　1/2箱

ごはん　適量

【作り方】

1. 牛肉にAをもみ込む。たまねぎは7～8mm幅のくし形切り、ズッキーニは1cm幅の輪切り、トマトはひと口大に切る。
2. 鍋にサラダ油大さじ1を熱し、中火でズッキーニをこんがりと炒め、取り出す。
3. （2）の鍋にサラダ油　大さじ1、にんにくを入れて中火で熱し、牛肉を炒める。肉の色が変わったらたまねぎを加えて軽く炒め、トマト600g、ローレルを加えて全体がなじむまで炒める。
4. フタをして、トマトが煮崩れて水分が出るまで中火で7～8分煮る。
5. いったん火を止め、ルウを割り入れてよく溶かし、弱火でとろみがつくまで混ぜながら煮込む。
6. 残りのトマト、（2）のズッキーニを加えてひと煮立ちさせ、器にごはんとともに盛りつける。

トマトとアボカドのサラダ　マジックソルトドレッシング

マジックソルト＆オリーブオイルがトマトとからみ、驚きのおいしさに！（調理時間10分）

【材料】（2人分）
トマト　中1個
アボカド　1個
レモンの絞り汁　小さじ1
「S＆Bマジックソルト　オリジナル」　小さじ1
オリーブオイル　大さじ2

【作り方】

1. トマトはヘタを取り除き、縦6等分に切ってさらに横半分に切る。アボカドは縦半分に切って種を取り除き、皮をむいて2～3cm角に切り、レモンの絞り汁をかける。
2. マジックソルトとオリーブオイルを混ぜ合わせる。
3. ボウルに（1）を入れ、（2）をかけて全体を混ぜ、器に盛る。

豚しゃぶのトマト香味たれ

菜館シーズニング「ごま香る!　トマトの冷菜」でアレンジ♪（調理時間10分）

【材料】（2人分）
豚バラ肉（しゃぶしゃぶ用）　150g
水菜　1束
トマト　1個
ごま油　大さじ1
「S＆B菜館シーズニングごま香る!　トマトの冷菜」　1袋

【作り方】

1. 豚肉は熱湯でさっとゆで、冷水にとって冷まし、水けをきる。水菜は4～5cm長さに切る。
2. トマトは1.5cm角の粗みじん切りにし、ごま油・シーズニングと合わせてよく混ぜておく。
3. 器に水菜を敷いて豚肉をのせ、（2）をかける。

鶏むね肉の中華風トマト炒め

シーズニングで簡単味つけ！トマトの甘みと酸味が絶妙（調理時間15分）

【材料】（2人分）
鶏むね肉　1枚（200g）
塩　適量
「S＆Bコショー」　適量
片栗粉　大さじ1
たまねぎ　1/2個
トマト　小2個
サラダ油　大さじ1・1/2
「S＆B菜館シーズニング　トマトと玉子のとろふわ炒め」　1袋（6.5g）
レタス　2枚

【作り方】

1. 鶏肉はひと口大のそぎ切りにし、塩・コショーで下味をつけ、片栗粉をまぶす。たまねぎはくし形に切り、トマトはざく切り、レタスは太めのせん切りにする。
2. フライパンにサラダ油　大さじ1を熱し、鶏肉・たまねぎを炒めて取り出す。
3. 残りのサラダ油を足し、トマトをしんなりとするまで炒め、火を止めてシーズニングを加えて混ぜる。
4. 鶏肉・たまねぎを戻し入れて中火で炒め合わせ、レタスとともに器に盛りつける。

牛肉の和風トマト煮

【材料】（2～3人分）
牛肉　200g
豆腐　1/2丁
鍋用カット野菜　1袋
トマト　2個

A　しょうゆ　1/2カップ
A　みりん　1/2カップ
A　酒　1/2カップ
A　砂糖　大さじ3

※すき焼きのたれでも代用可能

【作り方】

1. 豆腐は6等分、トマトは食べやすい大きさにくし切りにする。
2. 温めた鍋に油をひいて牛肉を焼く。
3. （2）にAを入れて煮立たせ、カット野菜・豆腐・トマトを加え、15分煮込む。
   ※カット野菜の量で味の濃さが変わります。味が薄い場合はさらに煮込んでください。逆に濃い場合は酒や水を足して調節してください。

詳細はこちら→ママ管理栄養士おすすめ牛肉の和風トマト煮！15分煮込むだけの夏バテ予防レシピ

サバのイタリアンガーリックソテー

【材料】（2人分）
サバ　2切れ
塩、こしょう　少々
薄力粉　適量
にんにく（みじん切り）　小さじ1
オリーブオイル　大さじ1

A　トマト　1個
A　オリーブオイル　大さじ1
A　にんにく（みじん切り）　小さじ1
A　ハーブソルト　小さじ1/2

【作り方】

1. トマトは8mm角に切る。Aをすべて混ぜ合わせてトマトソースをつくる。
2. サバの両面に塩・こしょう・薄力粉をふる。フライパンにオリーブオイル・にんにくを熱し中火でサバをこんがりするまで焼く。
3. （2）に（1）をかけて盛りつけたら完成。

詳細はこちら→ママ管理栄養士おすすめサバ洋風アレンジ15分レシピ！作り置きトマトソースで時短調理

丸ごとトマトとツナの洋風炊き込みごはん

【材料】（2合分）
米　2合
水　2合分より50mlほど少ない量
トマト　大1個
ツナ缶（水煮）　1缶（水切りなし）
顆粒コンソメ　小さじ2弱（キューブ1個）
バター　適量
乾燥パセリまたはバジル（あれば）　適量

【作り方】

1. トマトはヘタを取り、十字に切り込みを入れる。炊飯器にバターと乾燥パセリ以外の材料を入れる。
2. 急速（早炊き）モードで炊飯する。
3. 炊きあがったら、よく混ぜる。
4. 仕上げにバターと乾燥パセリまたはバジルを飾れば完成！

詳細はこちら→丸ごとトマトとツナの洋風炊き込みごはん！ママ管理栄養士おすすめ炊飯器15分レシピ

ほったらかしトマトのカッペリーニソース

【材料】（4人分）
糖度の高いトマト　中4個くらい

A　塩　大さじ1
A　にんにくチューブ　5cmくらい
A　オリーブオイル　大さじ1
A　ハーブソルト　適量

【作り方】

1. トマトを一口サイズにカットし、保存容器に入れる。
2. Aを（1）に入れよく混ぜる。冷蔵庫で冷やしたら完成。

素麺やカッペリーニにかけたり、パンの上にのせてブルスケッタにするのもオススメ。

詳細はこちら→ワーママお助け！トマトを大量消費できる15分レシピ5選

赤い色は太陽の下で育ったしるし

おすすめは、日高山脈を源とした清流、沙流川沿いの平取（びらとり）町産「トップバリュ　減の恵み」トマトです。トマトといえば夏野菜の代表選手ですが、実は30℃以上の高温、そして湿気が苦手。そのため、冬から春は暖かい地方、夏から秋は冷涼な北海道が主産地となります。

トマトの赤はカロテノイドの一種である「リコピン」から。リコピンは、太陽の光をたくさん浴びることで含有量が増加します。赤い色のトマトは、見た目だけではなく身体にも良いのです。平取町の太陽の下、のびのびと育った味わい深いトマトをどうぞ。（イオンリテール南関東カンパニー農産バイヤー　見越亘）

トマトクイズの答え

＜Q1＞　答え：A
抗酸化作用のあるリコピンは、脂溶性のビタミンEを同時に摂取すると吸収率が高まります。ビタミンEはオリーブオイルをはじめとする油脂類に豊富に含まれます。加熱したトマトとオリーブオイルを組み合わせるとリコピンの吸収率は4倍にまで高まるとも。

＜Q2＞　答え：B
トマトは果頂部（ヘタのまわり）の皮が薄く弱いので、保存する際はヘタが下向きになるようにしておきましょう。ヘタを下向きにすると、安定しやすくなる利点も。力が加わると果肉がぶよついてくるため、かたい部分に触れないようにしておくのもポイントです。

＜Q3＞　答え：B
日本で品種登録されているトマトは約280種。出願中のものも含めると約340種にもなります。世界には10,000種以上の品種があり、色や形、大きさや味わいなどもざまざまなのがトマトの魅力です。

◇百菜元気新聞の2022年8月1日号の記事を転載しました。