こんにちは!管理栄養士の安藤ゆりえです。お子様にはお肉料理だけでなく魚料理も食べてもらいたいですよね。今回は、塩焼きや味噌煮にしがちなサバをイタリアン風にアレンジします。旬のトマトを使ったソースも手作りし、いつものサバを豪華な見た目に仕上げますよ。

サバのイタリアンガーリックソテーの作り方

【材料】(2人分)
サバ 2切
塩こしょう 少々
薄力粉 適量
ニンニク(みじん切り) 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1

A トマト 1個
A オリーブオイル 大さじ1
A ニンニク(みじん切り) 小さじ1
A ハーブソルト 小さじ1/2

【作り方】
1.トマトを8mm角に切る。Aを全て混ぜ合わせてトマトソースを作る。

2.サバの両面に塩こしょう・薄力粉を振る。

フライパンにオリーブオイル・ニンニクを熱し中火でサバをこんがりするまで焼く。

3.(2)に(1)をかけて盛り付け完成。

トマトソースを作り置きして夕食の準備の時間を短縮

今回のレシピでは、サバに作り置きできるトマトソースをかけました。トマトソースだけでもあらかじめ作っておくことで、夕食前には魚を焼くだけの手間です。それなのにちょっと豪華に見えるメインディッシュの完成となると嬉しいですよね。

トマトソースはサバのソテー以外にも塩胡椒で焼いた鶏肉にかけたり、千切りキャベツにかければサラダ風の1品にもなります。

トマトソースは冷蔵で3日ほど、冷凍では2週間ほど保存できるので、トマトをたくさん買った時は作り置きしてみてはいかがでしょうか?

他にも、長ネギ・醤油・砂糖・酢・ごま油を混ぜ合わせた「中華風ネギダレ」をストックしておくこともあります。

野菜を使ったソースやタレは野菜が足りないなと思った時にもかけるだけで手軽に野菜摂取ができるのでおすすめですよ。

魚のレパートリーを広げて食卓への頻度アップに!

お子さんに食べさせたい魚ですが、魚料理というと塩焼きや味噌煮、照り焼きなどワンパターンになりがちではありませんか? また魚よりお肉の方が好評だからと魚料理の登場頻度も少なくなりがちではありませんか?

今回はトマトと合わせて洋風にアレンジしました。ニンニクを加えて焼くことで風味も良く食べやすくなります。トマトの赤色が入ることで彩りも豊かになり、食卓も華やぎますよ。

お肉が好きだというお子様も多いかと思いますが、DHAやEPAなど魚にはお子様の成長のため大切な栄養素も多く含まれているので、レパートリーを広げて魚の摂取頻度も増やしていただけたらと思います。今回はサバを使いましたが、サケや白身魚などでも大丈夫ですよ。

さいごに

今回は見た目もちょっと華やかな魚料理「サバのイタリアンガーリックソテー」をご紹介しました。トマトソースを事前に作っておくことで時短にもなるのでぜひお試しください!