ワーママが1週間を乗り切る下味冷凍レシピ5選!お肉を使った夜ごはんが15分で作れる
こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です!仕事を終えて帰ってきたらとにかく少しでも早く夜ごはんを作りたいですよね。でも急ぐがあまりメニューがマンネリ気味になることにも悩んでいました。
そんな時に出会ったのがお肉に下味をつけて冷凍保存しておく方法です。これなら事前にいろんな味をつけておくことができるし、帰宅後は冷蔵庫にある野菜と一緒に炒めるだけで楽々一品完成できちゃうんです。
たくさん野菜を入れたら副菜いらず!実際にどんな感じに下味冷凍をして、それを食卓に並べるのかを全てこれからお見せしていきます!
下味冷凍でお肉がよりおいしくなる!
下味冷凍とは、お肉や魚、野菜に調味料を加えジップロックなどの袋に入れて冷凍ストックしておくことです。食べやすいように食材を切って下味をつけておけば、ミールキットのように使えるんです。
加熱するだけの状態で冷凍ストックされているので、食べたい時に取り出して加熱調理すれば即座に一品完成!忙しいワーママにぴったりなんです。加熱するだけでOKだから、キッチンに立つ時間が大幅短縮されて、帰宅後15分で夜ごはんも楽々かなっちゃうんです。
下味冷凍のすごいところは時短だけではありません。調味料と一緒にお肉を漬け込むので、お肉の中へと調味料がぐんぐん浸透していき、お肉が柔らかくなるんです。パサパサしがちな鶏むね肉だって驚くぐらいふんわり柔らかになるんですよ!これならお肉は毎回むね肉でもいいかも…と思えちゃうくらいです。
お肉を普通に冷凍すると、冷凍庫の中でどんどん水分が抜けていってカサカサして美味しくないといった経験をしたことがあると思います。それはお肉に含まれている水分が凍っていくことで、お肉にダメージを与えて美味しくなくなっていたんです。
でも下味冷凍なら調味料の塩分が浸透圧でお肉に入り、ダメージを与えないよう守ってくれているんです。柔らかくなって旨味も入るという良いことだらけの下味冷凍。いまブームになっているんですよ!
1週間分の下味冷凍をやってみよう
では、早速、そんな下味冷凍をしていきましょう! 下味冷凍は一度にまとめて作っておくのが絶対楽! 私は週に1度、1週間分の食材をまとめ買いしているので、5パックお肉を買ってきました。残りの2日はお魚の日です。
あると絶対便利なのがフリーザーバッグです。100均で売られているようなもので大丈夫です。
お肉を触ったら手が汚れますよね。都度手を洗うと大変なので、一気に全部切っていくのがおすすめです。フリーザーバッグを広げて入れやすいようにしておくと便利ですよ。
どんどん食べやすいサイズに切って入れていきます。「ちょっと量が多いな」と感じたら全部をバッグに切り分けずに除いておくと、さらに1回分のお肉が作れます。まな板には少しずつ避けた鶏むね肉ともも肉を切った、オリジナルこま肉ができました!
フリーザーバッグに入れたお肉は作りたいメニューに合わせて味付けをしていきます。味付けの仕方は以下の項目でご紹介していきますね!
下味冷凍したお肉の使い方は簡単です。レンジの解凍機能を使ってジップロックごと解凍できちゃいます。半解凍ぐらいで充分です。後はフライパンに先にお肉を入れて加熱し、お肉に火が通りかけ、水分が蒸発していったところで野菜を加えていくのみ!
面倒な手順は一切なしなので、たくさん下味冷凍を作ってストックしておけば、その日の気分で食べたい味をサッと取り出して、すぐに調理して食べることができるんです。
下味冷凍の豚肉を生姜焼き風に
まずご紹介するのは定番ともいえるメニュー「豚の生姜焼き」風の味付けです。生姜の風味がサッパリ香って、食欲の落ちる暑い時期でも食べやすいですよね。
【材料】(2人分)
<下味>
豚肉 250g
生姜チューブ 3cm
醤油 大さじ1.5
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
味噌 小さじ1/2
玉ねぎ 1玉
エリンギ 1パック
【作り方】
1.フライパンに油を入れ、切った玉ねぎと解凍した下味冷凍肉を炒める。
2.具材に火が通ってきたらエリンギを加えてさらに炒める。
3.具材に完全に火が通ったら完成。
お肉料理の定番とも言える豚の生姜焼きも楽々完成です!キノコを加えて栄養価とボリュームをアップさせました!
ちょっぴり甘めの味付けなので子どもでも食べやすいです。娘は豚丼のようにして食べていました。
下味冷凍の豚肉でオイスターソース炒め
こちらはオイスターソースをメインに甘めの味付けでバーベキューのような雰囲気を出せる一品です。輪切りとうもろこしを添えて楽しくカラフルに仕上げました。
【材料】(2人分)
<下味>
豚肉 250g
酒 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
とうもろこし 2本
玉ねぎ 半玉
赤パプリカ 半個
もやし 1袋
【作り方】
1.サッと水にくぐらせたとうもろこしを600Wのレンジで3分加熱する。
レンジで加熱して柔らかくなっていたらOKです!あとは、食べやすいサイズに切ってくださいね。
2.フライパンに解凍した肉と、玉ねぎ・パプリカを加えて炒める。
3.お肉に火が通ってきたら、とうもろこしを加えてさらに炒める。
4.具材に火が通ったら最後にもやしを加え、2分ほど炒めたら完成。
お好みで塩コショウを振りかけて食べてください。我が家は下味のままで大丈夫でしたが、味が物足りなく感じるようでしたらオイスターソースを大さじ1杯程度回し掛けてあげると、しっかりとした風味になります。
お肉が柔らかいので子どもも噛みやすいです。見た目も鮮やかで食卓が楽しい雰囲気になりますよ!
下味冷凍の鶏むね肉を味噌漬け焼きに
続いて、味噌漬けを紹介していきます。味噌風味なのですが、砂糖やみりんを多めに入れているので子どもでも食べやすく仕上げてあります。
【材料】(2人分)
<下味>
鶏むね肉 500g
味噌 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
エリンギ 1パック
舞茸 1パック
アボカド 1個
【作り方】
1.フライパンに軽く油をひき、キノコとともに鶏むね肉を炒める。
2.具材に火が通ってきたらアボカドを加えてサッと炒めたら完成。
糖類が多めということで焦げやすいので気をつけてください。弱火でホイルで落とし蓋をして加熱することをおすすめします!
アボカドは味噌との相性はめちゃくちゃいいです!アボカドの濃厚さと味噌のこっくりとした風味が絶妙にマッチしてお肉の旨さをひきたてます。
削ぎ切りにした胸肉を使っていますが、箸で簡単に切れるぐらい柔らかくなっています。今回私は舞茸とエリンギを使いましたが、お好みのキノコで作ってみてください。どのキノコで作っても美味しいですよ。
下味冷凍の鶏もも肉をオリーブオイルソテーに
ちょっぴり洋風アレンジの鶏もも肉です。オリーブオイルとにんにく、ハーブソルトで鉄板の美味しさに!
【材料】(2人分)
<下味>
鶏もも肉 500g
オリーブ油 大さじ2
にんにくチューブ 2cm
ハーブソルト 小さじ1
黒コショウ 少々
玉ねぎ 半玉
赤パプリカ 半個
マッシュルーム 1パック
【作り方】
1.薄切りにした野菜と共に鶏もも肉を炒める。
2.具材に火が通ったら完成。
シンプルにただ炒めるだけ。それだけなのに、鶏もも肉に浸み込んでいる旨味が野菜にも移っていきますよ。炒める時の油も不要です!
ビタミンカラーの赤パプリカで見た目もキレイです。お肉の炒めものだとどうしても茶色っぽくなってしまいがちなので、彩の良い野菜を加えてあげると、子どもも喜びます。
この味付けはどの野菜を入れても美味しく仕上がると思います。ジャガイモもおすすめですよ。食欲のそそるにんにくの香りがたまりません!
下味冷凍の鶏ササミをマヨ醤油炒め
最後にご紹介するのはマヨ醤油です。これは子どもも大人も大好きな味付けですよね!マヨネーズの酢と油の力でお肉もふんわり柔らかく仕上がりますよ。
【材料】(2人分)
<下味>
鶏ササミ 400g
マヨネーズ 大さじ2
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
生姜チューブ 2cm
にんにくチューブ 2cm
黒コショウ 少々
舞茸 1パック
黄色パプリカ 半個
ミニトマト 20個程度
【作り方】
1.フライパンに油を入れて鶏肉を加熱していく。
2.7割ほどお肉に火が通ったら野菜を加えてさらに炒める。
3.最後にミニトマトを加えてサッと炒めたら完成。
トマトの皮が破れてくるぐらいまで炒めたら完成。
マヨネーズの柔らかいまろやかな風味がトマトの酸味により引き立っています。繊維が多く固めの食感が特徴のササミなので、マヨネーズに漬け込んで柔らかく仕上げました。にんにくと生姜が入っているので味に深みも出て箸が進みますよ!
カレー粉を小さじ1/2程度加えて炒めても美味しく仕上がると思います。
下味冷凍を活用して1週間を楽に乗り切ろう
下味冷凍の作り方についてご紹介してきました! 作ってみたら実感してもらえると思いますが、これめちゃくちゃ便利です。お肉を切らなくてもいいのってめちゃくちゃ楽!
味付けも先につけておくか、加熱する際にするかでは落差がやはり違います。今日何作ろうかなと思った時に、下味冷凍のお肉がある!と思い出すともう半分以上は調理を終えている気持ちになります(笑)
これなら疲れて帰ってきても、あと少しだけなら頑張れる気がしてきます!
お肉をまとめ買いした日に一気にパパッとお肉を切って味付けをしてしまえば後は楽々1週間を乗り切ることができますよ。是非1度試してみてくださいね!
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