こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です!気付けば暑さも和らぎ始め、秋の訪れを感じるようになってきましたね。秋と言えば美味しい食材がたくさんあります。旬の食材は安価で買えますし、食卓に並べて子どもたちに食材の旬を感じてもらいたいですよね。そこで今回は秋鮭とさつまいもを使って、15分以内で作れるクリーム煮の作り方をご紹介していきます!

秋鮭とさつまいものクリーム煮

基本的に煮込むだけ!超お手軽レシピなので是非!

【材料】(2人分)
秋鮭 2枚
さつまいも(小) 1本
牛乳 300cc
バター 10g
小麦粉 大さじ1
塩コショウ 適量

【作り方】
1.食べやすくさつまいもと鮭を切り、さつまいもは水にさらし、鮭には塩を少々振る。鮭は1切れを半分に切って、半つまみ程度の塩を振りかけます。塩は分量外です。さらしたり、塩を振る時間はおおよそ3~5分の目安でお願いします。

だいたい2cm角程度に切り、ひたひたになる程度の水を張ります。

2.水にさらしたさつまいもをオリーブ油で両面焦げ目が出る程度焼く。

片面3分程度のイメージで焼いていきます。焼く際に上からアルミホイルで落とし蓋をすると早く火も通ります。ですが、この後に煮込んでいくので、ここで完全に火を通す必要はありません。

3.バターを耐熱容器に入れ、ラップを掛けずに20秒ほど加熱し、そこに小麦粉を加える。

溶けたバターに小麦粉を加えたら、ダマにならないよう気を付けながらかき混ぜていきましょう。

4.鍋に鮭とさつまいもを加え、そこに牛乳を加え煮立たせていく。

こちらもホイルで蓋をして加熱をしていってください。途中で鮭を優しく裏返してあげてくださいね。

5.火が通ってきたら、最後に先ほどの小麦粉を混ぜたバターを加え、とろみをつけたら完成。

煮込み時間は5分程度で大丈夫です。具材に火が通ればOKです。

わかめごはんと一緒に頂きました。クリーム煮に好みでパセリを散らすのもおすすめです。

偏食児が食べやすい味付け2つのポイント

我が家には6歳の娘がいますが、本当に昔から偏食で食べられるものは両手で充分数えられちゃうぐらいです。お米、お味噌汁、肉か魚をそれぞれ一口でも食べれば良し!ぐらいの感じでした。

でもそれでは栄養の偏りが心配ですよね。少しでもどうにか食べて欲しい…と必死に数々のレシピを考えた私は、
・チーズをのせる
・クリームで味付け
のどちらかを使えば、結構食べてくれることに気付きました。子どもにとって食べやすい味付けなのだと思います。

また、鮭は比較的味が淡泊でクセもありません。さつまいもも甘くて子どもでも食べやすい食材ですよね。言わばこのメニューは好き嫌い克服に特化したメニューとも言えるんです(笑)

子どもがプレッシャーにならない量をよそい、後は見守る。私がしたのはそれだけです。食べやすいので、横で「がんばれー!」などと過剰に言わなくても少しずつ食べてくれると思います。

食べられたのを見たら、あとは思いっきり褒めてあげましょう!

【働くママへのエール】好き嫌いにとらわれ過ぎないで!

娘の偏食に気付いたのは離乳食完了期ぐらいでしょうか。これまで順調にきていたのに、固形だと食べてくれないことに気付きすごく焦りました。またすぐペースト状に逆戻り。

全然進んでいかない離乳食に焦り、この食育インストラクターの資格を取得したほどです。その知識を活かし、娘でも食べられるもの・食べやすいものを見つけ何とかここまで来ました。

好き嫌いがあると、すごく焦ると思います。お仕事で忙しい中、好き嫌い克服に向けて親子で頑張るのも大変です。

そんな時は余り褒められたものではないかもしれませんが、
・チーズのせ
・クリームがけ
を是非試してみてください。

食べられたことが自信につながり、親子で楽しい食事時間を迎えることができますよう、共に頑張っていきましょう!

(食育インストラクター ひなた葵 @hinata___oi