管理栄養士ママ山崎です。今回は炊飯器に入れて炊き込むだけのトマトとツナの洋風炊き込みごはんを紹介します。仕上げにバターをのせることで、すこしリッチな味わいになります。魚は毎日食べることが難しい食材ですが、ツナ缶を使用することで簡単に魚の栄養をとり入れることができます。また、トマトも火を通すことで栄養価も増すため、栄養バランスも整う炊き込むご飯になっています。

バター香る洋風炊き込みご飯

【材料】(2合分)
米 2合
水 2合分より50mlほど少な目の量
トマト 1個(大)
ツナ缶(水煮) 1缶 ※水切りなし
顆粒コンソメ 小さじ2弱(キューブ1個)
バター 適量
乾燥パセリやバジル(あれば)

【作り方】
1.トマトはヘタを取り、十字に切り込みを入れる。炊飯器にバター以外の材料を入れる。

2.急速(早炊き)モードで炊飯する。

3.炊きあがったら、よく混ぜる。

4.仕上げにバターと乾燥パセリかバジルを飾れば完成!

<ポイント>
・トマトに十字の切込みを入れることでトマトに火が通りやすくなります。
・ツナ缶の栄養を余すところなくとりいれるため、水切りはせずに入れてください。
・ツナ缶の水分とトマトの水分でごはんが柔らかくなるため、炊く時の水は50mlほど(大さじ3杯)少な目の水で炊き上げてください。

炊飯器を活用すれば料理が効率よく進められる!

今回の炊き込みごはんのおすすめポイントは、炊いている間に副菜や汁物など他の料理の準備が効率よくできるところです。具材にたんぱく質のツナと、野菜のトマトを使用しているため、あとはちょっとした副菜と汁物をつければ栄養バランスも整います!

また、五目ごはんなどの通常の炊き込みごはんは材料を細かく切って入れる必要がありますが、今回のレシピはトマトに十字の切込みを入れる以外は包丁を使う必要がありません。炊飯器の急速(早炊き)モードを使えば約15分で炊きあがるため、時短レシピにもなっています。

魚とトマトの栄養がとれる炊き込みごはん

魚は毎日食べたい食材の1つですが、なかなかとりいれることが難しいのではないでしょうか。そんな時に便利なのが「ツナ缶」です。保存も効くため、常にストックしておくと便利ですね!

ツナ缶はまぐろやかつおで作られており、青魚に含まれる良質な油をとりいれることができます。水切りをせずに使用し、魚の栄養素を余すところなくとりいれましょう。ツナ缶以外にも「さば缶」「いわし缶」で作っても美味しく頂けます。

また、トマトにはリコピンといわれる抗酸化作用のある物質が含まれていますが、リコピンは加熱することで栄養価が増すため、今回のレシピのように加熱調理することをおすすめします。