ねぎで体がポカポカに♪ワーママにおすすめ冬レシピ6選
ねぎは、古くから民間療法で風邪に効くとされてきました。辛み成分のアリシンは、血の巡りを良くして疲労回復や新陳代謝の活性化に威力を発揮します。寒い季節、お家に常備してたっぷりいただきましょう。
巻きがしっかりしているねぎを選ぼう
寒くなるとおいしさを増すねぎ。古くから薬用野菜として活用され、葉鞘部の白い部分にはビタミンCに加え香り成分の硫化アリル、緑の部分にはカロテン、カルシウム、ビタミンK、セレンが。不溶性食物繊維は白と緑の両方の部分に。
切ると出るぬめりが、甘みとやわらかさのもと。火を通すととろりとした食感に。白い部分が太く、巻きがしっかりしていて、押してみてかたいものが良品。輪が幾重にも重なっている証拠で、栄養価も上。また、緑との境目がはっきりしているものが新鮮。
便利なパックのきざみねぎは、九条ねぎ、白ねぎ、小ねぎなどさまざまな品種があるので、用途に合わせて使い分けて。使い切れない時は、冷凍しておくと薬味が欲しい時に便利です。
ねぎクイズ
<Q1>良質でおいしいねぎの見分け方は?
A:白い部分の巻きがやわらかいもの
B:表面のツヤがあり、みずみずしいもの
C:切り口がみずみずしいもの
<Q2>ねぎとたまねぎの雑種で薬味にも使われる、香りがマイルドなねぎの品種は?
A:わけぎ
B:小ねぎ(万能ねぎ)
C:あさつき
<Q3>ねぎの香り成分は?
A:カロテン
B:ナイアシン
C:アリシン
※答えは文末をご覧ください
深煎りごま豆乳鍋
【材料・4人分】
白菜 1/6個
にんじん 1/2本
水菜 1/3束
ぶなしめじ 1/2パック
長ねぎ 1/2本
鶏もも肉 1枚(大)
A 豆乳(無調整) 800ml
A 白だし 120ml
A 水 100ml
A 「キユーピー 深煎りごまドレッシング」 大さじ4
【作り方】
- 白菜はざく切りする。にんじんは皮をむき、厚さ5cmの斜め薄切りにする。長ねぎは2cm幅の斜め切り、鶏もも肉はひと口大に切る。
- 水菜は長さ5cmに切る。ぶなしめじは石づきを取り、小房に分ける。
- 鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら(1)を加えて煮る。野菜に火が通ったら、(2)を加えてさっと煮る。
レシピ:キユーピー
ねぎ塩チキン
【材料・2人分】
鶏むね肉 1枚
長ねぎ(みじん切り) 1/2本
A 酒 大さじ1
A 砂糖 小さじ1
A 塩 小さじ1/2
A 鶏がらスープの素(顆粒) 大さじ1/2
A レモン汁 小さじ2
A ごま油 小さじ1
A にんにく(すりおろし) 小さじ1
A 片栗粉 大さじ2
【作り方】
- 鶏肉は両面をフォークで数カ所刺し、食べやすい大きさにそぎ切りにする。
- (1)と長ねぎをポリ袋に入れ、Aを加えて袋の上からよくもみこむ。
- フライパンに油を適量(分量外)熱し、(2)を焼く。
- 肉に焼き目が付いたら、裏返してフタをして弱火で3分ほど焼く。
- 中までだいたい火が通ったら火を止め、2分ほどフタをして余熱で仕上げる。
詳しくはこちら→【お弁当の作り置きおかず】冷凍保存して使える「ねぎ塩チキン」の簡単レシピ
簡単ねぎ塩ブタ丼
【材料・4人分】
リケンのノンオイルくせになる うま塩 大さじ5
豚バラ肉 500g
長ねぎ 2本
温かいごはん 茶碗1杯分
【作り方】
- 豚肉は5cm長さ、長ねぎは白い部分を斜め細切り、青い部分は輪切りにする。
- フライパンに豚肉を入れて焼く。
- 豚肉にある程度火が通ったら、長ねぎの白い部分を入れる。
- 長ねぎがしんなりして、豚肉に完全に火が通ったら、「くせになるうま塩」を入れて炒める。
- ごはんに(4)と長ねぎの青い部分をのせる。
詳しくはこちら→栄養士おすすめ簡単ねぎ塩ブタ丼!味つけはドレッシングでOK
長ねぎと牡蠣のアヒージョ
【材料・2人分】
長ねぎ 1本
牡蠣 10個
A オリーブオイル 100ml
A 白ワイン 50ml
A にんにく(すりおろし) 小さじ1
A 塩 小さじ1/2
A こしょう 少々
【作り方】
- 長ねぎは3cm長さに切る。牡蠣は表面の水気をキッチンペーパーで拭く。
- フライパンにAを入れ、弱火にかける。
- 温まったら(1)を入れ、弱火で20分ほど煮る。
詳しくはこちら→管理栄養士おすすめ!長ねぎの簡単温活レシピ2選
焼き鳥缶詰を使った鶏南蛮そば
【材料・2人分】
焼き鳥(缶詰) 2缶
長ねぎ 1/2本
そば(ゆで) 2袋
めんつゆ(ストレート) 適量
七味唐辛子 適量
【作り方】
- 長ねぎは3cm長さに切り、フライパンで転がしながら焼き色を付け、中まで火を通す。
- 器にそば、めんつゆを入れ、電子レンジで温める。
- (1)と焼き鳥をのせて、七味唐辛子をふる。
詳しくはこちら→焼き鳥缶詰があれば10分で主食ができる!おいしいレシピ3選
白菜と豚肉のミルフィーユ鍋
【材料・3人分】
豚バラ肉(薄切り) 300g
長ねぎ 1本
白菜 1/2個
お好みの野菜(しめじ・にんじん・大根など) 好きなだけ
酒・水 各60ml
めんつゆ(ストレート) 適量
【作り方】
- 豚肉、長ねぎ、白菜を5cm長さに切る。野菜は食べやすい大きさに切る。
- 鍋に、切り口をたてた長ねぎと白菜を入れ、隙間に豚バラ肉を詰め、野菜をのせる。
- 酒と水をまわしかけ、フタをして火にかける。火が通ったら小皿にとり分け、めんつゆをかけていただく。
詳しくはこちら→子どもも喜ぶ簡単ミルフィーユ鍋&ねぎ豚鍋!家に帰って15分でできる
ねぎクイズの答え
<Q1>答え:BとC
表面のツヤがあり切り口がみずみずしいもの、巻きがしっかりしてかたく、締まりのあるものが良質なねぎ。緑と白のコントラストがくっきり出ているものは、丹念に土をかけて育てられた良品です。
<Q2>答え:A
わけぎはねぎとたまねぎの雑種で、よく枝分かれするので「分け葱(わけぎ)」の名前があります。香りがマイルドな緑黄色野菜です。小ねぎは葉ねぎを若採りしたもの、あさつきはねぎの近親種で、殺菌効果があり、薬味にもよく使われます。
<Q3>答え:C
ねぎ独特の香り成分は、にんにくの香りと同じアリシン。アリシンはビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を促進します。また、殺菌、抗酸化作用、血流の流れを正常にする効果もあります。
◇百菜元気新聞の2020年12月1日号の記事を転載しました。
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