カネテツデリカフーズは水産練り製品離れを食い止めたいと、若年層向け商品の開発に力を注いでいる。人気のミニオンシリーズに「きれてるかまぼこミニオン」と新たにスヌーピーパッケージで「ミニ串天」「ミニちくわ」の3品をお弁当向け、韓国グルメを思わせる「のびーるチーズボール」をスナック提案し、3月から順次発売している。

のせるだけでかわいらしく、楽しい弁当ができる上に、不足がちな魚のタンパク質も手軽にプラスできると弁当向け商品を投入した。「切れてるかまぼこミニオン(6枚入り)」はミニオンの主要キャラクターのボブとスチュアートの全身をかたどったかまぼこで、包丁要らずのスライス済み3枚ずつを2パックに分けて真空包装した。

「ミニ串天(5串入り)」、「ミニちくわ(7本入り)」は弁当箱にジャストサイズの一口サイズタイプの水産練り製品2品で、パッケージにPEANUTSとコラボしてスヌーピーとその仲間をあしらった。

野菜本来の色素を使って三色だんごのような彩りにしたふわふわ食感の「ミニ串天」と、昆布だしと焼きあごエキスを使ってそのままでもおいしく食べられる一口サイズの「ミニちくわ」で、魚のタンパク質を弁当に提案していく。3品の価格はオープン。

「のびーるチーズボール」は韓国発祥のチーズグルメをイメージしたチーズ入り揚げかまぼこ。レンジで温めて一口かじると、“びよーん”とチーズが伸びる新食感スナックとして提案する。おやつや軽食にすぐ食べられるよう、皿いらずの電子レンジ対応トレー入り。6個入り・税別280円。

◇日本食糧新聞の2020年3月11日号の記事を転載しました。