旬の水菜を麺料理で使い切り!しゃきしゃき10分レシピ2選
麺料理研究家の川端里実です。今回、麺に合わせる食材は春が旬の「水菜」です! 鍋でも炒め物でも美味しくいただける水菜ですが、旬の水菜は生で食べるのが断然オススメ。歯切れよくシャッキッとした食感を楽しめる麺レシピをご紹介します。また、傷みやすい水菜をみずみずしく保存するテクもお伝えしたいと思います。
水菜と豚バラ肉のはりはりうどん
旬のしゃきしゃき水菜を使った温かうどんです。柚子と胡麻の香りがぴったりです。
【材料】(2人分)
ゆでうどん 2玉
めんつゆ(希釈済み) 400cc
豚バラ肉 100g
水菜(根本) 2束
長ねぎ(白いところ) 10cm
柚子の皮 適量
白ごま 適量
【作り方】
- 鍋にめんつゆを入れて沸かし、豚バラ肉を茹でます(アクがでたらとってくださいね)。水菜は5cmに切り、長ネギは芯を除いて千切りにし、水にさらして水をきります。
- 茹でたうどんを器に盛り、(1)の野菜をのせて麺つゆを回しかけます。柚子と白ごまをふってお召し上がりください。
水菜とツナのペペロン蕎麦
旬のほろ苦い水菜と蕎麦の香りが合う!子どもも食べやすいようにペペロンチーノ風に炒めます。
【材料】(2人分)
ゆで蕎麦 2玉
水菜(葉) 2束
ネギ 白いところ10センチ
にんにく 1片
ごま油 大さじ2
ツナ 1缶
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
【作り方】
- 水菜は5cmに切り、長ネギは芯を除いて千切り、ニンニクはスライスにします。
- フライパンにごま油半分を熱してニンニクを炒め、香りが出たら蕎麦と長ネギを加えて塩をふって炒め合わせます。
- (2)を器に盛り、水菜とツナをのせたら残りのごま油を回しかけ、こしょうをふってお召し上がりください。
<ポイント>
最後にごま油をまわしかけると香りが立っておいしくいただけますよ。
ゆで麺はレンジで時短!
はりはりうどんは、ゆでうどんを使えばレンジでチンして鍋いらず。鍋で一緒に煮込んでも時短になりますが、ゆで汁が濁るのが気になる方にはオススメです。ゆでうどん1玉を皿にのせ、少量の水をかけたらふんわりラップをして500Wのレンジで2分間チン。箸で麺をほぐしてさらに1分チンしたら出来上がりです。
ペペロン蕎麦も、1玉を皿にのせ少量の水をかけたらふんわりラップをして、500Wのレンジで1分間チンします。お野菜を切っている間にチンしておけば、あとはさっと炒めるだけなので茹で時間も炒め時間も短縮できますよ。
また、野菜は麺と一緒に火を通す野菜と、生のまま使う野菜をミックスすることで、一皿でも主食兼サラダ感覚で食べられるので、満足度がUPしますよね。新鮮な生野菜は見た目も華やかにしてくれます。
傷みやすい水菜をシャキッと長持ちさせるコツ
シャキっと美味しい水菜ですが、傷みやすいのが難点。食べそこなってそのまま野菜室に放置したら、あっという間に葉は変色&根本も傷んでいて選別に手間がかかってしまった・・・なんて経験、あるのではないでしょうか。
買ってきたその日に使わないときは、ふくろから出して濡らしたキッチンペーパーでくるんでおくだけで鮮度を保つことができます。できれば立てて保存してくださいね。長くて立てられない場合は半分に切ってからくるんでもOKです。
1~2日以上保存したいときは、カットして水にさらし、水気をよくふきとってから保存します。保存容器にキッチンペーパーをしいて、水菜を入れたら、上からキッチンペーパーをかぶせて蓋をしましょう。
それでも余ってしまったときは、同じく水にさらしてから水気をよくふきとって、ジップロックで冷凍します。小さく刻んで平らにしてから空気をぬいて封をしておけば、パキパキと割ってお味噌汁などに入れて使えますよ。
しゃきしゃきの水菜、旬のこの季節に美味しく召し上がってくださいね。
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