【幼児食】唐揚げデビューに!ヘルシーなアレンジレシピ2選
こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。今回は、幼児の人気メニューでもある唐揚げを離乳食卒業したてでも食べられるようにヘルシーにアレンジした幼児食レシピを2つ紹介していきますね。
離乳食を終えたばかりの頃っていつから揚げ物を食べさせていいか迷いませんか? 私も娘が1歳ぐらいの頃は、まずは衣をなるべく箸で取ってから食べさせていたのを覚えています。でも、揚げ物を食べさせていいと分かっていたら正直面倒な手間は省きたいのが忙しいママの本音ですよね。そこで、揚げ物はいつから幼児に食べさせてOKなのかもお知らせしていきます。
揚げていないのに唐揚げみたい!唐揚げ風ソテー
唐揚げが食べたい!でも子供のメニューと別に作るのは面倒だから一緒に作りたい。そんな2つの希望を同時にかなえてくれるのがこの唐揚げ風ソテーです。
上の写真が実際に4歳の娘に出した夕飯です。唐揚げを作る要領で作っていきますが、使う油は大さじ1杯だけ! 離乳食期の幼児の基準内で作れる唐揚げ風ソテーですが、お味も食感もしっかりと唐揚げなんですよ。
【材料】(2~3人分)
鶏もも肉 1枚
酒 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
醤油 大さじ3分の2杯
片栗粉 大さじ4杯程度
生姜チューブ 1cm(なくてもOK)
にんにくチューブ 1cm(なくてもOK)
サラダ油 大さじ1杯
【作り方】
1.ビニール袋に一口大に切った鶏もも肉と調味料を加えたら10分ほど置く。
2.アルミホイルに片栗粉をのせたら、袋から味の染みた鶏もも肉を取り出す。
3.鶏もも肉に片栗粉をまんべんなくまぶす。
4.フライパンに油を大さじ1杯入れて加熱する。
5.衣の付いた肉を焦がさないよう注意しながら両面焼いて火を通したら完成。
片栗粉がついていると焦げやすいので、注意しながら加熱していきましょう。
大さじ1杯の油だけで仕上げた唐揚げですが、味も食感もほとんど普通に作った唐揚げと変わりません。焦げを防ぐために、弱火と中火の間くらいの温度で加熱していったので、揚げて作った時よりはパリッと感が弱く衣が柔らかい感じに仕上がっています。
ですが、幼児にあげることを考えたら、むしろこのくらいの衣の柔らかさの方が噛み切りやすいので、ヘルシーかつ食べやすさで幼児食向きと言えるでしょう。
使っている油は大さじ1杯なので、離乳食後期~完了期ぐらいの幼児でも食べられます。まだ離乳食を終えていない乳幼児に作ってあげる場合は、調味料の量をもう少し抑えめにしてあげてみてくださいね。
胸肉でもふんわりジューシー!ヘルシー唐揚げ
続いて、油で揚げるけど脂肪の少ない鶏胸肉でヘルシーに唐揚げを作るレシピを紹介していきます。上の写真が実際に娘に出した夕食です。
胸肉で唐揚げを作るとパサパサしてしまって、唐揚げの魅力であるジューシーさに欠けてしまうのでは?と思うかもしれませんが、しっかりカバーして美味しく仕上げるレシピを考えました。
胸肉を使ってもふんわりとしたジューシーな唐揚げが作れちゃいますよ。
【材料】(2~3人分)
鶏胸肉 1枚
片栗粉 適量
マヨネーズ 大さじ1杯
料理酒 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
塩 小さじ 1杯
にんにくチューブ 1cm(なくてもOK)
しょうがチューブ 1cm(なくてもOK)
【作り方】
1.ビニール袋に一口大に切った胸肉を入れる。
2.そこに調味料を全て加えて10分ほど時間をおく。
3.ボウルに片栗粉を入れ、味の染みた胸肉を加えて全体に絡ませる。
4.フライパンに1~2cmぐらい油を入れ加熱する。
油で揚げるといっても、極力吸収を防ぐために揚げ焼きにしてみました。揚げ焼きなので、揚げ終わる頃にはほとんど油が残っていない状態で終わるので、油の後処理も簡単に済みますよ。
5.油が温まったら肉を入れて揚げ焼きしていく。
中までしっかりと火が通ったら完成です。片栗粉を多めにまぶして作ったのでサクッと仕上がっています。
胸肉で作った唐揚げですが、片栗粉とマヨネーズの効果でめちゃくちゃふんわりしています。醤油風味の唐揚げではなく塩唐揚げとして作ったので、塩の浸透圧効果もプラスに働いています。
私はむしろ普通の唐揚げよりもこの今回ご紹介したヘルシー唐揚げの方が好きなぐらいクセになる食感と風味です。表面はサクッとしているけれど、ふんわりとした食べ応えはまだしっかり噛めない幼児にもぴったりです。
唐揚げが余ったらカレーのトッピングとしてアレンジしてみるのもアリです。いつものカレーが唐揚げをのせるだけでちょっぴり豪華にバージョンアップするので、子供も喜んでくれますよ。
いくつから揚げ物を食べさせてもいいの?
揚げ物は油で揚げて作るため、当然油が多く含まれていることになります。離乳食後期の油の摂取量の目安が小さじ1杯程度なので、離乳食期の揚げ物はなるべく控えた方がいいです。
では、いくつからならあげていいのかというと、離乳食完了の目安となる1歳半頃からとなります。とはいえ、まだまだ消化能力の弱い幼児なので、大人同様にいきなりあげるのはNGですよね。
初めは外食時だけOKなどの特別ルールを定めたり、取り分けであげる時は衣をはがすなど極力油の摂取を少なく済むように工夫をしながらあげるようにしていきましょう。
揚げ物を食べさせるのに気を付けたいこと
離乳食期の乳幼児や離乳食を完了したばかりの幼児は内蔵の発達が未熟で、大人と同じようなものを食べたら内蔵の負担となってしまうこともあります。特に油ものは消化吸収に時間がかかるので、乳幼児が多く摂り過ぎてしまうと下痢をしてしまう恐れもあります。
どの程度の量ならあげても大丈夫なのかは、その子その子によって違うので、まずは様子を見ながら少量ずつ試してみて、大丈夫そうなら次回もう少しあげてみるなど、段階を踏んで量を調節しながら与えるようにしていきましょう。
まとめ
離乳食完了したばかりの幼児でも大人と一緒に食べられる唐揚げメニューを紹介してきました。唐揚げは大人も子供も大好きな人気メニューなので、是非一緒に楽しんでみて欲しいです。
少量の油で仕上げる唐揚げと胸肉を使ったヘルシー唐揚げを紹介しましたが、普通の唐揚げに決して劣らないお味に仕上げてあります。
これなら幼児に別メニューを用意しなくても一緒に楽しめるので、唐揚げ好きのご家庭は参考にしてみてくださいね。
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