大好きな100円均一でお買い物をしていて、ここのところずっと気になっていたアイテムがありました。テミタ「これは…小さいフライパン…鋳物?」おなじみのダイソーで買える「スキレット」を200円(税別)で購入、さっそく使ってみました!

テフロン加工のフライパンにはない魅力がある!

昨今、フライパンといえば「テフロン加工」が当たり前。お店でもズラーッと並んでいるのはテフロン、テフロン、テフロン…私はちょっと寂しい思いをしています。

というのは、私、テミタ夏、実はテフロン加工のフライパンより鉄製のフライパンが好きで多用しています。目玉焼きも野菜炒めもホットケーキもちょっとした煮物も、フライパンは鉄で決まりです!

「鉄? 調理中にくっつかない?」って思いますか。まったくくっつかないし、すっごくおいしくお料理ができます!

だから鋳物(イモノ)に興味がありました。直火でも、オーブンに直接入れてもへっちゃら! キャンプやバーベキューにも連れて行きたいアイテム第1位(テミタの中で)のスキレット、とうとうゲットしてじっくり研究してみました~♪

セガレが磁石を貸してくれました! 鋳物は鉄なのでくっつきます♪

まずは卵を焼いてみよう♪

目玉焼きって、レシピがいらないシンプル料理ですが、実はなかなか難しい奥が深いメニューです。でも、納得のいく「目玉焼きの焼き方」にたどり着いてからは、ちょっとマイブーム。そんな目玉焼きをこのスキレットで作ります。

ダイソーで購入した200円(税別)のスキレット、まずは洗剤で洗いましょう。乾かして全体に食用油をぬったら(この作業を2回繰り返しました)、予熱は薄煙が立つくらいまでしっかりと。サラダオイルは多めに、そーっと生卵を落とします。

イイ感じです! しかしテミタ的にはもう少し火を入れたい。

隣で熱しておいたもう一つのスキレットをひっくり返してかぶせ、蓋にして余熱で1分待ちました。

完璧です! これがテミタのベストな「焼き加減」。

黄身はトロッと、白身はパリッと少し焦がして。毎朝食べたい…

ごちそうさまでした! ほら、焦げ付いたりしてないでしょ? テフロン加工のフライパンじゃなくても大丈夫なんです。コツは、しっかり予熱すること、油をきっちり使うこと。慌てずに待つことで生卵がごちそう目玉焼きに変身します。

このスキレットは、サイズは結構小さめです。でもしっかり分厚いから熱を蓄えてくれて、きれいに焼け、そのままテーブルに出すこともできるので、お料理もアツアツのまま。

「予熱」と「余熱」がポイントなんです。あらかじめ熱したり、火を止めて待ったりできるのが鋳物の強みです。

鉄だとサビが気になる方もいらっしゃるでしょう。洗った後は乾かして薄ーく油を塗りつけておけば大丈夫。もしサビても、気を詰めながら空焚きし、こすり洗い、冷まして油を塗っておけばまた使えますよ。

この商品の小ささは短所と思いきや、「扱いやすさ」にも通じます。重たい鋳物、大きいと使うのも洗うのも大変ですが、このサイズなら問題なし。

テミタ「これ、使える!」

大きめのひとりごとの後、次の実験に取り掛かりました!

本格焼き物、ポークソテーにも

小さく見える100均スキレットですが、ポークソテー用のお肉が丸ごとぴったりサイズでした。あらかじめ筋を切って塩で下味をつけてあります。

まずはスキレットをフライパンみたいに使って、ジューッとおいしそうな焼き目が付いたら裏返し、予熱をしたオーブンにスキレットごと入れちゃいます。あとは10分、ほったらかし~♪

しっとりやわらか。おいしく焼けちゃったじゃない! あと我が家のオーブンは、旧式のガスオーブンです。天板の小ささに困ることもあるのですが、このスキレットなら2枚きちんと入りました。

ということは、2品同時調理が可能…

テミタ「しめた! アレにも使える!」

テンションあがり気味、独り言多めでお送りしております~♪

100均スキレットこそ適任!グリル料理で本領発揮

購入時についていた説明書きに「揚げ物はしないでね」って書いてあったのですが…

チャレンジャー・テミタはポテトフライも作ってみたんです。

結果としては、「もう少し深いといいのに」と感じました。油がすごく跳ねるし、油の量の加減を失敗すると、揚げている最中に油があふれたりもします。これは、注意書きの通り、やめたほうがいいでしょう。

でもこの浅さがちょうどイイと気づいたのが、魚焼きグリル。高さがないからこそぴったりでした。グリルで作る副菜については、既にご紹介しています。そちらもご覧いただけると幸いです。

【簡単副菜】なんでもグリルで焼いて食材の魅力を引き出そう!

ソーセージとインゲンソテーが一度に焼けた♪

お弁当用や朝ごはんにもぴったりです。まずはコンロの火で下から加熱、火を止めてそのままグリルに入れました。早くコンロが空けば、お湯を沸かしてコーヒーを淹れたりスープも作れるかな…って感じでいろいろとアイデアが出てきますね。