おせちで余った田作りアレンジ3選!子どもが好きなメニューに
大阪在住、ワーキングママ管理栄養士のまっちーです。田作りは独特の苦みがあって、子供にとっては食べづらく、おせちの中でもなかなか子供に人気の無いメニューですよね。肉や栗きんとんなどの食べやすい人気のメニューだけが無くなっていき、重箱の隅に田作りが余っているなんてことも。そんな余りがちな田作りを子供が好きなメニューにアレンジします。
子供が好きなメニューにアレンジすると、喜んで食べてくれること間違いなしです。もしかしたら田作りが混ざっていることにも気が付かずに食べてくれるかもしれませんね。
田作りの意味について
田作りはおせちの中でも特に重宝される具材の一つで、祝い肴3種(黒豆、数の子、田作り)と言われており、別名ごまめとも言われています。片口いわしの稚魚を素干しにして乾燥させたものを炒り、砂糖や醤油、みりんなどと煮詰めて甘辛く味付けをした料理です。
田作りにはまめ(健康)に過ごせるように、片口いわしの稚魚を使っていることから子だくさんや子孫繁栄、田作りという名前やイワシを肥料にしていたことから豊年豊作の3つの意味を持つおめでたい料理としておせち料理に用いられているのです。
骨ごと食べることができるのでカルシウムたっぷりで、健康のためにも子供に食べさせたい具材です。
田作りの炊き込みご飯
田作りをフードプロセッサーにかけて細かくしたものを混ぜて炊き込むと出汁を取ったような風味のする美味しい炊き込みご飯に仕上がります。子供は田作りが入っているなんて気が付かないかもしれませんよ。
【材料】3合分
田作り 40g
人参 1/2本
こんにゃく 1/4枚
ツナ 1缶
米 2合分
水 適量
濃口醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
塩 少々
【作り方】
1.田作りはフードプロセッサーで細かく砕いておき、人参は千切り、こんにゃくは短冊に切る。
2.米を洗い、炊飯釜に濃口醤油、みりん、塩、2合分の目盛りになるまで水を足し、かき混ぜる。
その上に砕いた田作り、人参、こんにゃく、ツナをまんべんなく乗せて炊く。
田作りハンバーグ
子供が大好きなハンバーグに細かくした田作りを混ぜて作るカルシウムたっぷりハンバーグレシピです。香ばしい風味がするご飯に合うハンバーグに仕上げます。田作りを混ぜたハンバーグだったら子供はもりもり食べてくれますよ。
【材料】
田作り 40g
玉ねぎ 1/2個
合挽肉 150g
卵 1個
片栗粉 大さじ1
塩コショウ 少々
サラダ油 大さじ 1/2
【作り方】
1.田作りはフードプロセッサーで砕いておき、玉ねぎはみじん切りにする。
2.合いびき肉をポリ袋に入れ、塩コショウをして揉みこんで粘りを出し、玉ねぎ、砕いた田作り、卵、片栗粉を入れてさらに揉みこみ、混ざったら2等分にして小判形に整える。
3.フライパンにサラダ油を敷く。
(2)を両面こんがりと焼く。
餃子の皮を使った田作りミニピザ
子供と一緒に田作りを使ったミニピザを作りましょう!餃子の皮の上に具材を乗せて焼くだけなので、手間もかからず子簡単に作ることができます。子供が好きなチーズの風味で、苦手な田作りも食べることができてしまいます。子供も楽しんで作ってくれますよ。
【材料】2人分
餃子の皮 8枚
コーン 50g
プチトマト 4個
田作り 40g
とろけるチーズ 80g
【作り方】
1.プチトマトを4等分に切る。
2.餃子の皮にコーン、プチトマト、田作り、とろけるチーズを乗せてトースターで3~4分焼く。
田作りにはカルシウムが豊富に
田作りは独特の苦味があり、苦手で食べることができない子供が多いですよね。田作りは魚の骨まで丸ごと食べることができてカルシウムが豊富に含まれていて子供に食べさせたいおせちの具材です。
おめでたい意味がある田作りは余ったらハンバーグや炊き込みご飯、ピザなどの子供が喜ぶメニューにアレンジして使い切りましょう!田作りを使うことによって栄養価も高まってママにとっても嬉しいですよね。
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