忙しいママにおすすめイタリア風リンゴケーキ♪ バターもオイルも使わず混ぜるだけの簡単手作り【レシピ付き】
ボンジョルノ。イタリア在住フードライターの鈴木奈保子です。ようやく果物のおいしい季節がやってきました。イタリアでも秋冬の果物の代表は、リンゴ。甘さと酸味のバランスがちょうどよいリンゴは、生で食べるだけではなく、ケーキの材料にピッタリ! ここでは、バターもオイルも使わないので子供のおやつにぴったりなヘルシーで美味しいリンゴケーキの作り方をご紹介します。混ぜるだけなので、忙しい人におすすめレシピです。
秋に楽しみたいイタリアの素朴なリンゴケーキ
イタリアでは秋になると、たくさんの種類の新鮮なリンゴが市場の店先に並びます。リンゴはそのまま食べても十分美味しいけれど、ちょっとひと手間かけて、リンゴのケーキを作って秋の味覚を楽しみます。
イタリアには、それぞれの家庭におばあちゃんから受け継いだリンゴケーキのレシピがあると言っても過言ではないほど、たくさんのおいしいリンゴのケーキが存在します。
イタリアのケーキの嬉しいところは、いたって素朴で家庭的なところ。作り手の心がこもった温かみを感じるケーキです。
特にリンゴを使うと、爽やかな香りと甘酸っぱい味わいで、美味しいケーキができること間違いなしです! 細かいことにはこだわらず、材料を順にどんどん混ぜていくだけという気軽さも嬉しいですね。
バターもオイルも使わないシンプルなリンゴケーキ
今回ご紹介するリンゴケーキは、バターもオイルも使わないケーキなので、軽くてヘルシーです。小さい子供のおやつにも、ダイエット中のおやつにもいいですね。
一つのボウルに材料を入れて混ぜていくだけの簡単ケーキは、下宿先の83歳のフェルナンダおばあさんがよく作ってくれたレシピを少しアレンジしました。
普段は忙しくてなかなかケーキを作る時間が取れないという忙しいママにもおすすめのレシピです。
【材料】(20cmの丸形)
・リンゴ・・・3個
・卵・・・2個
・砂糖・・・120g
・小麦粉・・・160g
・牛乳・・・60CC
・レモン・・・1/2個
・ベーキングパウダー・・・少々
・グラニュー糖・・・適量
【作り方】
1. オーブンはあらかじめ180度に温めておく。スポンジケーキ型に、分量外のバターをぬっておく。
2. リンゴはまず縦に4つ切りにして皮をむいて、芯をとった後、厚さ5ミリくらいの櫛切りにする。
3. リンゴの色が変色するのを防ぐために、レモン汁をかけて混ぜ合わせておく。
4. 大きめのボウルに卵と砂糖を入れ、電動ミキサーで8~10分ほどとろりとするまでよく泡立てる。
5. ふるった小麦粉とベーキングパウダーを(3)のボウルに加え、木べらで混ぜ合わせる。
6. 牛乳も加え、なめらかになるまでよく混ぜ合わせる。
7. リンゴの2/3の量を加え混ぜる。(あればレモンの皮もすりおろして加える)
8. ボウルの中身を20cmの型に入れる。
9. 残りのリンゴをケーキの上に一枚ずつまるく並べて、上にグラニュー糖をまぶす。
10. 180度に熱したオーブンに入れて約40分焼く。
11. 粗熱が冷めたら、型から外す。完全に冷めたら、上に粉砂糖をまぶして、適当な大きさに切り分けていただきます!
ケーキの上に並べるリンゴは、出来上がりに上から粉砂糖をかけるので、少しくらい不揃いでも大丈夫です。ちゃんときれいに仕上がりますので、ご安心下さい。
リンゴのケーキは焼いてる途中、家の中に甘い香りがただよって、それだけで、みんな幸せな気分になること間違いなし! 家族のおやつにももちろん、秋のお持たせにもぴったりな超簡単なリンゴケーキ。ぜひ、簡単に手作りの味を楽しんでください。
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