関東と関西でレストランやバー、居酒屋など253店舗を経営するダイナックは14日、新業態の「北新地コトブキ 霧島黒豚と九州料理」を大阪市・北新地にオープンした。同店は宮崎県から直送される「霧島黒豚」を中心に、九州の豊穣な厳選素材が味わえる大人の居酒屋。

おすすめは特製の野菜だしと豚骨だしで味わう「霧島黒豚 豚しゃぶ」。肉の鮮度と厚みにこだわり、ばらやロースなど部位ごとに異なるうまみを最大限に引き出した。そのほかにも「赤鶏さつま」「馬肉ハラミ」「からし蓮根」「明太子」などの九州食材を使った料理を多数揃える。

霧島黒豚豚しゃぶのほか、五島列島の刺し身など九州食材がめじろ押し

食材だけでなく「都城早川醤油・黒都城」「都城霧島荘園・霧島らっきょうタルタル」など料理を引き立てる九州の調味料もラインアップし、より一層“旨かもん”の宝庫・九州を堪能できるメニューを展開する。

ドリンクは創業明治元年「濱田酒蔵」の前割り芋焼酎の量り売りや、「ふくさけ」と呼ばれる福岡の日本酒、九州名産フルーツの味わいが楽しめるサワーまで幅広い品揃えを提供する。

なお、同店は「和食居酒屋 咲くら 北新地店」の業態変更したもの。想定客単価は4500円で、ターゲットは40~50代の有職者。また28日には、東京駅に「東京コトブキ」をオープンする。霧島黒豚を水平展開したうえで、それぞれの店舗で特色ある品揃えしたい考え。

〈店舗概要〉
▽所在地=大阪市北区曽根崎新地1-6-16、メッセージビル1階
▽電話番号=06・6344・0280
▽営業時間=午後5時~午前0時(ラストオーダー午後11時)▽定休日=日祝・年末年始
▽面積=233.72平方m ▽席数=94席

◇日本食糧新聞の2018年6月22日号の記事を転載しました。