阿部幸製菓は12日から、“おつまみ系お土産”として「柿の種のオイル漬け〈にんにくラー油〉」(160g、ノンプリントプライス)を新潟県限定で発売した。6~9日に千葉市の幕張メッセで開催されたフーデックスには、過去最大のコマで出展し、同品を初お披露目。阿部幸明専務は「食品と米菓を融合し新しい価値を提案する」と強調し、柿の種の新たな需要創造を目指す意向を示す。

同社では、国内旅行で食品の土産を選ぶ際に重視するポイントを調査したところ「名産品や名物」が上位となった。同社の主力商品である柿の種は新潟の名産品として定着している。

今回、「おかずにもつまみとしても味わえる柿の種」をコンセプトに開発した。阿部専務は「開発の提案にNOといわない」として、開発型企業として商品化を進め「柿の種のオイル漬け」が誕生した。

フーデックスの会場で柿の種の新たな価値を提案する阿部幸明専務

同品は、適度な辛みとうまみのラー油調味料にクラッシュした柿の種を入れた。ザクザクとした食感が楽しめ、食べ応えも十分だ。また、そのままの形の柿の種入り。強烈なビジュアルと湿気っていそうでパリパリ食感が維持されており、驚きも楽しめる。土産店や物産館、サービスエリアや道の駅などで販売していく予定だ。

フーデックスの会場では、白飯の上に同品を乗せて試食を実施。また、柿の種をまぶした揚げ物惣菜や、アイスクリームに乗せるデザートメニューを提案。柿の種の新需要を掘り起こす提案も行った。

◇日本食糧新聞の2018年3月16日号の記事を転載しました。