こんにちは、母ちゃんライター高橋あんづです。たべぷろで【ご飯奮闘記】が開始されてから、早いもので間もなく1年が経とうとしています。長男は4歳になり、次男も3月で2歳…子育てをしていると、時間がマッハで流れていきますね。
開始当初は子供たちを「小食長男&爆食次男」とご紹介させて頂いておりましたが、今回はこの1年での彼らの変化についてまとめてみようと思います。

長男が小食や食べムラを自然と卒業した理由は、環境にあり!

小食、食べムラ、好き嫌い…と、長男の食事拒否にはこれまで散々泣かされてきました。これが4歳になって、どう変化したのでしょう。

小食

悩みの種だった長男の小食は、4歳を迎える前あたりから劇的に変化していきました。最近では「ご飯まだ?」と要求してくることも増え、苦手なものが無ければ親が手伝わずとも最後まで食べることができ、お箸にもチャレンジしはじめました。

小食が改善された最大の要因は、やはり幼稚園に通い始めたことでしょう。決められた時間の中、周囲のお友達と一緒の食事を続ける中で、残したり、ダラダラ食べたりといったことがなくなってきました。また、園生活では体を動かして良く遊ぶので、体力を使い、お腹も空くようです。

好き嫌い

「グリーンピースが嫌」「ピーマンを断固拒否」といった食の好みがハッキリしてきましたが、「野菜全般が食べられない」といった形の好き嫌いはほとんど見られなくなりました。特定食材に対する苦手意識が強く出てくるようになったので、今後はピンポイントでの食材攻略が重要になってきそうです。

次男の癇癪や暴食は、成長とともに大きく変化!

出されたものは何でも口にねじ込んで食べまくる爆食ぶりと、突然始まった食べムラ&癇癪で両親を存分に振り回してきた次男。さて、彼の食事風景と体形はどう変化したのでしょうか。

食べすぎ

1年前はお腹がいっぱいになるまで食べないと満足出来なかった次男ですが、最近ではその様子に少し波があるように感じられます。もりもり食べる時期もあれば、「あれ、もういいの?」と思わず声をかけてしまう時期も。

保育士さんによると、子供は「太る→背が伸びる」の繰り返しで成長するのだそうです。確かに、体形は相変わらずぽっちゃりですが、太りすぎることもなく、背はグッと伸びました。爆食期はきっと、成長のためのエネルギーを蓄えているんですね。

食べムラ

自分の食べたいものだけを食べ、おかわりが貰えないと癇癪をおこして泣き叫んでいた時期もありましたが、現在は少し落ち着いてきました。その理由はおそらく「言葉の理解」にあると思われます。

次男も1歳後半になると言葉の理解が進み、こちらの言っていることをほとんど理解するようになっていました。癇癪を起こしても、「もうおしまい」「残りを食べたらあげるよ」という言葉がけを続けたところ、何とか納得してくれるようになってきたのです。

幼い子供の「食事」は、環境や成長によって大きく変化する!

この1年を通し、子供の食事には「環境」と「成長」が大きく影響していることを実感しました。長男の幼稚園には、「好き嫌いが激しく野菜を食べなかったうちの子が、幼稚園に通い始めてから食べるようになった!」と歓喜しているママさんもいます。

「偏食は親のせい?」「野菜嫌いを直さなきゃ…」とお悩み中のママさんも多いと思いますが、子供は家庭以外の場所でもたくさんのことを学んできます。悩み、イラついていた時間が嘘だったかのように、環境が変わればサクッと解決されてしまうかもしれません。

また、子供は0歳~2歳前後に飛躍的な成長を遂げますが、食事のしかたもそれに伴って目まぐるしく変化していきます。食材や食感を学び、好きな食べ物ができ、言葉を覚えて、食事中のルールを知る…食育も、子供の成長に寄り添う必要があるんですね。

まとめ

「幼稚園に入ったら変わるよ」「今はそういう時期なんだよ」…子供の食事に関してお悩み真っ最中だと、こんなことを言われても信じられませんよね。しかし、子供たちの成長は著しく、感受性も大人よりずっと豊か。時を経ても子供の食事のしかたが全然変わらないなんて、あり得ないのです。

どうやってもお子さんの食事のお悩みが解決できないママさんがいらしたら、少し一息ついて、しばらく見守ってあげてはいかがでしょうか。もしかしたら、時間と環境が自然と解決してくれるかもしれませんよ。それでは皆さん、また次回!