2歳の息子が喘息で入院…食育を学びながら実践したことは
食育研究家の長島和美です。私が料理の世界に入り上京したのは2000年。おいしいものを作り、お客様に提供する世界。息子の喘息入院をきっかけに料理とは?を考えさせられ2006年から食育を学び、現在は、日々の生活の中に食育を取り入れ家族の健康を見守っています。
家族の毎日の食習慣から始まり、健康やマナーやしつけ、コミュニケーションなどなど、「食育」にはたくさんの要素があるのです。
アレルギー血液検査の測定値が基準値の約10倍
息子が2歳のとき、喘息で入院しました。1週間点滴につながれ、朝・昼・晩の薬を何種類も飲み続けるという有様。アレルギー血液検査の測定値が基準値の約10倍。
その頃、私は中華料理店を経営していました。毎日忙しく、1歳半で息子を保育園に預けました。すぐに風邪をひく息子で小児科には2週間に1度の常連でした。お友達と優しい先生が待っている楽しい保育園にきちんと通わせてあげたいと思い、目にとまったのが「食育」でした。
「食育」を学びながら日々実践し、一年後には、喘息の発作が起こらなくなっていました。楽しそうに保育園に通う姿がうれしかったのを覚えています。
昔ながらの和食をきちんと手作り
難しいことではないのです。お米を中心とした、昔ながらの和食をきちんと手作りしただけなのです。お米は主に胚芽を少し残した胚芽米を食べました。味噌汁は必ず作りました。実だくさんです。雰囲気にも気を配りました。
息子が食卓に着くように、場所を決めました。息子が好きな色を取り入れました。旬な花を庭から摘んできて飾りましたね。そんなことで季節を感じさせていました。そして、大事なのが規則正しく生活する事なのです。食べる時間は決めたほうがいいです。小さいときの食習慣は、そのまま続きますよ。
朝ごはん、昼ごはん、夕ごはんの時間は決めましょう
子どもたちは園児のときから食以外でも「規則正しい生活」を学びますね。
食に興味をもってくると・・・
1・好きなときに好きなものを食べる
2・3度のご飯よりおやつが大好き
3・同じものしか食べない
という習慣になりがちです。
これではいけませんね。朝ごはん、昼ごはん、夕ごはんの時間は決めましょう。
バランスの良い1汁3菜が基本ですが、無理すると続きません。1汁1菜からでもいいのです。続けることが大切です。
甘いものの取りすぎやジュースの飲みすぎで、3度のご飯が少なくなっていませんか?
3度のご飯で栄養を取ったほうがいいのは一目瞭然ですね。
毎日の規則正しい食習慣を意識してみませんか?
日々の食べる物で、身体はつくられています。身体をつくる以外にも、スポーツする、遊ぶ、勉強する、寝る、考えるなどの能力は食べ物の栄養が関わっています。
今後、私が食を通して経験してきたことや、日々苦戦しているスポーツする子どもの食事などなどを掲載していきます!
皆さまの「食」のヒントになってくれれば幸いです!
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