母の日おもてなしレシピ3選!トマトやサーモンを使って華やかに
初夏はトマトをサラダでいただきましょう。β-カロテン、リコピン、ビタミンC、カリウム、クエン酸をたくさん取り入れて。糖度が高いフルーツトマトや、ヘタをつけずに収穫した長細系のミニトマトが人気。ミニトマトはさっと洗って、スナック感覚で。赤い色はカロテノイド系色素のリコピンから。人間に栽培される前は動物に食べてもらい子孫を残していたので、食べ頃になると目立つ赤色に。かわいい赤は、母の日メニューにもぴったり。おしりの部分に放射状に広がる“スターマーク”の線がはっきりとしているものが「おいしいの印」とも。品種によっては出にくいものもあるものの、選ぶ際の目安に。
トマトクイズ
<Q1>トマトの語源となった「トマトゥル」の意味は?
A:膨らむ果実
B:赤い果実
C:健康な果実
<Q2>フルーツトマトの栽培が始まるきっかけとなった天災は?
A:台風
B:雷
C:大雪
<Q3>トマトに含まれるうま味成分は?
A:ビタミンC
B:リコピン
C:グルタミン酸
※答えは文末にあります
オリーブオイル香るトマトとアボカドのサラダ
【材料】(2人分)
トマト 1/2個
たまねぎ 1/8個
ベビーリーフ 1/4パック(13g)
アボカド 1/2個
「キユーピー オリーブオイル&オニオンドレッシング」 適量
【作り方】
- トマトは8等分のくし形切りにする。アボカドは厚さ1cmに切る。
- たまねぎは薄切りにして、水にさらして水気をきる。
- 器に(1)、(2)、ベビーリーフを盛りつけ、ドレッシングをかける。
レシピ:キユーピー
海鮮ちらしのカップ花束寿司
【材料】(5~6カップ分)
炊き立てごはん 1.5合分
五目ちらし寿司の素 1.5合分
卵 1個
サラダ油 小さじ1
いくら 適量
枝豆 10房
サーモン 2枚
刻みのり 適量
【作り方】
- フライパンにサラダ油を敷き、溶き卵を流して薄焼き卵をつくる。取り出してからせん切りにして、錦糸卵をつくる。
- ごはんが炊き上がったら寿司桶にごはんを移して、五目ちらし寿司の素を加える。うちわで扇ぎながら、しゃもじでごはんを切るように手早く混ぜる。
- カップに寿司飯を入れてのりを敷き、その上に寿司飯を置いて二層にする。上に錦糸卵を敷き、真ん中にバラ型にしたサーモンを置く。周りに枝豆・いくら・刻みのりを散らす。
詳細はこちら→母の日にはカップ花束寿司♪ちらし寿司の素で簡単にハレの日のおもてなし【レシピ付き】
アクアパッツァ
【材料】(2人分)
レンコダイ 1尾(切り身や他の魚でもOK)
あさり 1パック(1~2つかみ)
野菜(彩りよいものを中心に) 適量
※今回はパプリカ、しめじ、たまねぎ、キャベツ、ブロッコリーを各2分の1使用
にんにく 1かけ
白ワイン 1/2カップ~(料理酒でもOK)
オリーブオイル 大さじ2
【作り方】
- タイに塩・こしょう(分量外)をして、5分ほどおく。
- ホットプレートにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れて加熱する。
- にんにくから香りが出たらキッチンペーパーで水分を取ったタイを入れて焼き、周りにアサリを並べる。白ワインを回し入れてフタをして、中火で5分加熱する。
- アサリの殻が開いたら、大きめにカットした野菜を彩りよくちらしてフタをして、10分ほど弱火~中火で加熱する。火が通ったらできあがり。
詳細はこちら→ホームパーティーにはホットプレートが活躍!おもてなし簡単レシピ3選
トマトクイズの答え
<Q1> 答え:A
トマトという名前は、メキシコ先住民のナワトル語「トマトゥル」が由来と言われています。トマトゥルは「膨らむ果実」という意味。もともとは食用ホオズキを指す言葉でしたが、形や食べ方がよく似ているトマトも同じ名前で呼ばれるように。
<Q2> 答え:A
1970年に高知県を襲った台風の影響で堤防が決壊して畑に海水が流れ込み、塩害が起こりました。しかしその年に収穫したトマトが、小粒なのに非常に甘かったため、栽培中の水分量がトマトの糖分へ関係することが分かり、水分量を抑えて糖分を高めるフルーツトマトの栽培が始まったと言われています。
<Q3> 答え:C
トマトには昆布やしょうゆなどにも含まれるグルタミン酸が含まれています。また、グアニル酸やイノシン酸も含まれ、加熱することでグルタミン酸のうま味を増強する作用があります。これが加熱調理したトマトから、うま味をしっかり感じることができる理由です。
◇百菜元気新聞の2023年5月1日号の記事を転載しました。
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