こんにちは!キッチンコンサルタントで野菜ソムリエプロのみつはしさなこです。寒くなり、あったかい大根の煮物が美味しい季節になりました。けれど、平日は忙しくてじっくり大根を茹でる時間はないな…と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はレンジを使って15分で作れる大根煮物レシピを紹介します。レンジで5分で大根を下茹でするコツや、作ったあとのアレンジメニューも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ふろふき大根と鶏肉のレンジ煮

今回のレシピは、大まかに言うと2つの手順で作ります。

・大根を下茹でする
・下茹でした大根と残りの具材を合わせて煮る

どちらもレンジで調理するので、加熱中はほかの食材準備やおかず作りができて、効率的に食事づくりができますよ!

【材料】(3人分)
鶏もも肉 250g
大根 約1/4本(6cm)
ミニトマト 9個

醤油 大さじ2.5
みりん 大さじ2
水 200ml

【作り方】
1.大根は1.5cmの厚さ・1/4のイチョウ型に切り、表面に軽く切り込みを入れておく。

2.耐熱容器に(1)の大根とひたひたに被る程度の水(分量外)を入れ、軽くフタもしくはラップをかけ、電子レンジで600W・5分加熱する。

3.鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、ミニトマトは洗ってヘタを取る。
4.加熱した大根を水切りし、再び耐熱容器に戻して残りの材料と調味料を加えて軽く混ぜる。

5.軽くフタかラップをしたら、電子レンジで600W・7分加熱し、冷ます。

ふろふき大根を電子レンジで早く火を通す

ふろふき大根を鍋で水から茹でると、下茹でだけで20分以上かかってしまいます。レンジを使い5分程度で火を通すには、次の2つのポイントを意識してみてください。

(1)大根の厚さを1.5cmくらいに

一般的な厚切り大根の半分くらいの厚さが目安です。大根の量を増やしたり厚めにしたい場合は、加熱時間を2〜3分追加しながら様子をみて調節してくださいね。

(2)大根の表面に十文字の切込みを入れる

隠し包丁と言われる方法で、大根の表面に薄く切り込みを入れることで早く火を通す、味が染み込みやすくなるといった効果があります。

【働くママへのエール】残った具材と煮汁はアレンジで献立づくりをラクにしよう

食べて残った具材や煮汁は「おでん」にアレンジできます。大根はしっかり味が染み込み、煮汁には鶏肉のコクとミニトマトのうま味がたっぷり含まれているので、作ったら捨てずに試してみてください。

【材料】
茹でたまご・ちくわ・こんにゃく・結び昆布など(好きな具材でOK)

【作り方】
残った具材と煮汁を鍋に入れて火にかけ、沸騰したらおでんの具材を加えてコトコト煮る。
※茹でたまごはレンジ加熱すると爆発する恐れがあるため、鍋で調理するのがおすすめです。

アレンジできると1度に作った料理が2度楽しめるうえ、翌日の食事づくりが少しラクになりますよ。レシピを参考に、仕事や家事育児を乗り切ってくださいね。

(キッチンコンサルタント みつはしさなこ @dining_kopirumah