イチョウの葉が鮮やかに色づき、金色のじゅうたんを敷き詰める季節を迎えました。肌寒くなってきた季節に体の内側からぽかぽかと温まるそうめんの小田巻蒸し、キムチーズにゅうめんのレシピを兵庫県手延素麺協同組合(揖保乃糸)よりご紹介します。レシピ動画もあわせて是非ご覧ください。

そうめんの小田巻蒸し

画像提供:兵庫県手延素麺協同組合

麻糸を丸く巻いたものを小田巻(苧環)といい、茶碗蒸しの中のうどんをこの小田巻に見立て、小田巻蒸しと呼ばれています。小田巻蒸しとは茶碗蒸しにうどんが入った料理ですが、今回はそうめんを使った小田巻蒸しをご紹介いたします。

【材料】 (2人分) (土鍋17cm 500ml)
そうめん 1束
卵 2個
ささみ 1本
酒 小さじ1
かにかまぼこ 2本
生しいたけ 2枚

A 酒 小さじ1
A みりん 小さじ1
A 塩 小さじ1/4
A 和風顆粒だし 小さじ1
A 水 300cc

みつば 4本

【作り方】

  1. そうめんを1分茹で、ザルに上げて清水でよくもみ洗いし、しっかり水気をきる。
  2. ボウルに卵を割り入れて混ぜる。
  3. ささみは筋を取り削ぎ切りにし、酒を加えて混ぜる。
  4. かにかまぼこはほぐす。生しいたけは根元を切り落とし十字に飾り切りする。みつばは3cm長さに切る。
  5. ボウルにAを入れてよく混ぜ、(2)を入れて混ぜる。
  6. 土鍋にそうめん、(3)、かにかまぼこ、生しいたけを入れ、(5)を濾しながら流し入れる。
  7. 蓋をして中火で2分加熱して、弱火で10~15分加熱する。
  8. 火が通っていれば、火を止め、みつばをのせて蓋をして土鍋の蓋の穴にペーパータオルを詰めて3分蒸らす。

キムチーズにゅうめん

画像提供:兵庫県手延素麺協同組合

発酵食品であるキムチとチーズの組み合わせは腸内環境を改善する効果が期待されます。また、サバの水煮缶にはDHA・EPAが豊富に含まれています。DHA・EPAには血糖値を下げる効果や動脈硬化の抑制効果が期待できます。栄養豊富でキムチ鍋の素をつかって簡単に美味しく作れる一品ですので、ぜひお家で作ってみてください♪

【材料】 (2人分)
そうめん 2束
もやし 200g
キムチ 80g
さば水煮缶 1缶(約総量160g)

A キムチ鍋の素 120ml
A 水 480ml

味噌 小さじ1
シュレッドチーズ 70g
ローズマリー 1本

【作り方】

  1. そうめんを1分茹で、ザルに上げて清水でよくもみ洗いし、しっかり水気をきる。
  2. 鍋にAを入れて火にかけ煮立ったら味噌を加えて混ぜる。
  3. もやし・キムチ・さば水煮缶汁ごとを入れて弱火で煮る。
  4. 煮立てばそうめんを加えて最後にチーズをのせ、ローズマリーをのせる。