暑さも本格化してきて体調は崩されてないでしょうか? どうにかしてほしいこの暑さですが、唯一うれしことがあります。30度超えのこの気温は、ピザ作りに必要な発酵に最適な温度なのです。今回はいつもと違う具材で、普段不足になりがちな野菜、海藻が豊富なピザをご紹介します。
夏休みは人と会う機会が多いので、手作りピザでおもてなしをしてみてはいかがでしょうか。また、ピザ生地が発酵でふくらむ様子はおもしろいので、自由研究としてお子さんと一緒に作るのもオススメですよ!

生地はフライパンで作って後片付けも楽々

<基本の生地の分量(直径20cm程度のピザ生地1枚分)>
強力粉 100g
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3
ドライイースト 小さじ1
水 100ml弱
オリーブ油(マーガリン、サラダ油でもOK) 小さじ2

<作り方>

  1. テフロン加工のフライパンにオリーブ油以外の材料を入れ混ぜ、表面がつるっとしてくるまでこねます(画像参照)。
    ※ポイント1:水を一気に入れないで様子をみながら入れます。目安は耳たぶくらいのやわらかさ。
    ※ポイント2: フライパンの下にぬれ布巾を敷くとこねやすいです。
  2. その中にオリーブ油を入れ2〜3分さらにこねます。生地をボール状にしてフライパンのふたをし、発酵させます。ふたがない場合はぬれ布巾をかぶせて乾燥を防ぎます。
    ※ポイント3:発酵は気温と湿度が要です。冬は低温乾燥で発酵環境を作るのが大変ですが、夏は室温に30~60分放置しておくだけで発酵ができてしまいます。
  3. 1.5〜2倍くらいに膨らんだら、フライパンの中でそれをつぶしてピザ状に薄く伸ばします。フォークで全体に穴をあけます。

ここまでの作業は全てフライパンの中だけで済むので洗い物が少なくて済みますよ。
次はいよいよ焼きますが、今回はオーブンがない方も作れるようにガスの火で焼いていきます。

食物繊維たっぷりお惣菜ピザ

準備するものはお好みのお惣菜、基本の生地です。今回お惣菜は市販のひじきときんぴらごぼうを使いました。食物繊維たっぷりで、通常のピザより低カロリーです。コンビニで少量サイズが買えます。

<作り方>

  1. フライパンの中の生地にお惣菜をお好みの量でのせ、フタをして弱火でじっくり焼きます。10分くらいが目安。
  2. きれいな焦げ目をつけたいときは、この後に魚焼きグリルで軽く表面を焼きます。
  3. お好みでマヨネーズ、チーズなどをトッピングしても美味しいです。

低カロリーのサラダ感覚のピザ

通常のピザはチーズ、サラミなどがのっているので高カロリーになりますが、今回ご紹介するピザは野菜がメインのピザなので栄養バランスもとれてヘルシー。1枚食べても500kcal以下なので、1食分の食事として食べてもOK!

<材料>
カット野菜 適量
基本のピザ生地
オリーブ油 適量
塩、コショウ 適量

<作り方>

  1. ピザ生地をじっくり弱火で両面5分くらいずつ焼きます。
  2. 生地をフライパンから取り出して少し冷まします。
  3. 生地の上にカット野菜を盛り、オリーブ油、塩、コショウをふりかけます。