環境省と民間による官民一体で推進するプロジェクト「熱中症声かけプロジェクト」主催の「熱中症予防啓発イベント」が22、23の両日、JR京都駅前広場(京都市下京区)で開催された。詰め掛けた人らが氷柱を触って涼を感じたほか、啓発用のうちわや手軽に塩分や水分補給ができるドリンクを受け取った。

会場では、環境省の後援を受けた専門講座を受講した熱中症の予防・対策の正しい知識を身につけた熱中症対策アドバイザーが、熱中症予防を呼び掛けた。またイベントのオフィシャルスポンサーを務めるキリンビバレッジの提供を受け、啓発用うちわと熱中症対策として手軽に塩分や水分補給ができる「キリン 世界のkitchenから ソルティライチ」が配られた。

またキリンビバレッジ近畿圏地区本部は8月7~20日、英語表記による熱中症対策を呼び掛ける文面とともに、「ソルティライチ」をPRする広告を京都市内のすべてのバス停と京都駅に掲示し、外国人観光客に訴える。

◇日本食糧新聞の2017年7月28日号の記事を転載しました。

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