大森屋は秋の新製品として、ノーベル製菓「男梅」とコラボしたふりかけ・お茶漬け、減塩タイプのしじみわかめスープ、ラーメン用途に特化した海苔の計4アイテムを8月10日発売する。4品で年間販売4億6000万円を目指す。コラボ品では「男梅」の世界観を追求し、がつんとしたしょっぱい濃厚な梅干しの味わいを実現。

「男梅ふりかけ」(35g、標準小売税別200円)は5種類の大きめのフリーズドライ梅具材と味付けきざみ海苔を配合。「男梅茶漬」(5.6g×6袋、同220円)は3種類の梅具材を配合し、大粒あられの食感と香ばしさも楽しめる。

パッケージには「男梅」の赤を基調としたデザインに、キャラクター「男梅蔵」を配置。ふりかけでは賞味期限を表面に記載している。ターゲットは「男梅」キャンデー・グミと同じく、40代女性を中心とした大人層。年間販売目標はふりかけが1億4000万円、お茶漬けが1億3000万円。

「男梅ふりかけ」
「男梅茶漬」

「しじみわかめスープ減塩ファミリータイプ」(5.3袋×10袋、400円)は、15年6月のリニューアル以降順調に売上げを伸ばす「しじみわかめスープ」の減塩タイプ。しじみ、ホタテ、カキ、チキン、昆布に加え、アゴだし、あさりだしを配合してだし感をアップ。レギュラー品のおいしさはそのままに塩分を25%カットした。カロリーは16kcalと控えめ。レギュラー品と同じくしじみ100個分のオルニチンを配合している。年間売上げ1億2000万円が目標。

「らーめん用焼のり」(6切16枚、同205円)はラーメンのトッピング用途に特化。色つやと香りが良く、海苔質のしっかりとした瀬戸内海産原料を使用。トッピングに最適な小さめの6切サイズに仕上げた。パッケージには「らーめん用」と大きく配して用途をアピール。フック穴を設けたことで多様な売場での陳列が可能。年間販売目標は7000万円。

◇日本食糧新聞の2017年7月14日号の記事を転載しました。