乾しいたけを使って無添加の天然だし作り
天塩はこのほど、7月7日の「乾しいたけの日」にちなんで、東京・新宿の天塩スタジオで消費者向けのワークショップを開催した。日本産・原木乾しいたけをすすめる会とだしソムリエ協会の協力のもと、椎茸を使った無添加の天然だしとシーズニングソルトの調理体験を行った。
当日は17人が参加。乾椎茸と昆布、鰹節を使用した醤油ベースの万能だしや、塩にショウガやカレー粉、昆布茶を混ぜたオリジナルのシーズニングソルトを作った。
都内から参加した女性は「だしを自作するのは初めて。うどんやそうめんのつゆとして使いたい。煮物や炒め物にも良いかも」と笑顔。シーズニングソルト作りでは「ナツメグを少し多めに入れてみた。合わせる素材の分量によって味が全く異なるのでおもしろい」などの声が聞かれた。
調理体験後は乾椎茸を使った「しいたけの絶品含め煮」や、天塩の手延べ素麺「金の糸」で作ったパスタなどで昼食会が開かれた。
天塩はキッチンスタジオを活用してさまざまなイベントを開催している。27日には小学生を対象とした「塩&豆腐づくり教室」を実施。8月6日にはママkidsネットワークと共同で親子イベントを行う予定だ。消費者とのコミュニケーションを活発化させ、塩に対する理解を深めてもらう。
◇日本食糧新聞の2017年7月12日号の記事を転載しました。
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