まいたけが、「お肉をよりやわらかく、おいしくしてくれる」と評判です。お肉をやわらかくするその秘密は「タンパク質分解酵素」とうま味成分「グアニル酸」。おいしくて、健康にも役立つまいたけを、是非お肉のパートナーに。

ステーキと雪国まいたけ極ソース

クリスマスに期待されるお料理は、なんといってもお肉ですね。ステーキの表面を、さいたまいたけで覆うようにして、保存袋に。肉のかたい細胞組織を破壊し、お肉がやわらかくなります。

【材料】4人分
雪国まいたけ極 1パック
ステーキ肉 4枚
たまねぎ 1/2個
塩、こしょう 少々
サラダ油 適量
A しょうゆ 大さじ2
A みりん 大さじ2
A 酒 大さじ1

【作り方】
1.密閉式の保存袋に、食べやすい大きさにさいた雪国まいたけ極とステーキ肉を入れて軽くもみ込み、常温で20~30分ほど置く(冷蔵庫の場合は1~2時間)。たまねぎは薄切りにする。

2.焼く直前に(1)のステーキ肉に軽く塩・こしょうをふり、サラダ油を熱したフライパンで焼く。焼き加減はお好みで。
3. 肉が焼けたら皿に盛り、フライパンの余分な油を捨てて再び火にかけ、(1)の雪国まいたけ極とたまねぎにAを加えて炒め、軽く煮詰めてソースをつくり、肉に添えてできあがり。

鶏もも肉と雪国まいたけ極の唐揚げ

まいたけを鶏もも肉、調味液と一緒に保存袋に入れてもみ込むことで、ジューシーでやわらかく仕上がります。

【材料】4人分
雪国まいたけ極 1パック
鶏もも肉 600g
小麦粉、サラダ油 適量
お好みの野菜 適量
A しょうゆ 大さじ3
A みりん 大さじ2
A 酒 大さじ1
A しょうが(おろし) 小さじ1
A にんにく(おろし) 小さじ1

【作り方】
1. 密閉式の保存袋に、食べやすい大きさにさいた雪国まいたけ極と一口大に切った鶏もも肉を入れる。

2. 合わせたAを(1)に加えて軽くもみ込み、常温で20~30分程置く(冷蔵庫の場合は1~2時間)。
3. (2)の鶏もも肉と雪国まいたけ極に小麦粉をまぶし、約160℃に熱した油で鶏もも肉は4~5分、中まで火が通るまで揚げる。雪国まいたけ極は軽く火が通るくらいに揚げる。
4. (3)を皿に盛り、お好みの野菜を彩りよく添えて、できあがり。

雪国きのこのピラフ

小さくカットした雪国きのことたまねぎでうま味たっぷりのピラフに。どんなメニューにもバッチリ!!

【材料】4人分
雪国まいたけ極 1/2パック
雪国えりんぎ 1/2パック
たまねぎ 1/2個
ミックスベジタブル 100g
米 2合
バター 20g
コンソメ(固形) 1個
塩、こしょう 少々
水 適量

【作り方】
1. 雪国きのこは小さめにさく。たまねぎはみじん切りにする。
2. 鍋にバターを溶かし、(1)のたまねぎと米を炒める。
3. 炊飯器に(2)と(1)の雪国きのこ、ミックスベジタブル、塩・こしょう、水(2合の目盛りまで)を入れて炊飯する。

はじめました?「まい足し」

「まい足し」とは、いつものメニューにまいたけをプラスすることで実現する、おいしくヘルシーな生活。

●うれしい5つの効果
・生活習慣病予防に
・健康長寿に
・毎日スッキリ
・血糖値の上昇を穏やかに
・免疫力をキープ

●いつものメニューにまいたけをプラス! 免疫力アップで風邪に負けない身体に
まいたけに多く含まれているのが、β-グルカンやα-グルカンという成分。(一社)臨床栄養実践協会の足立香代子理事長は、「β-グルカンやα-グルカンという成分には、腸内の免疫細胞に働きかけ、免疫力を活性化する作用があります。まい足しを続けることで、風邪やインフルエンザなどの病気に強い身体を手に入れましょう」と、1日50g程度を目安に、まいたけを毎日の食生活に取り入れることを推奨しています。

●まいたけがお肉をおいしくする秘密
肉のうま味には「アミノ酸・グルタミン酸・イノシン酸」と「核酸系・イノシン酸系・グアニル酸」があり、これが多いとおいしいと感じます。まいたけに含まれるタンパク質分解酵素が細胞組織を破壊することにより、うま味成分が肉中に広がるため、おいしさが一層増します。

●まいたけがお肉をやわらかくする秘密
まいたけに含まれる「タンパク質分解酵素」は、肉のかたい細胞組織を破壊して肉をやわらかくします。

◇百菜元気新聞の2019年12月1日号の記事を転載しました。