15分でできるサバのイタリア風紙包み焼き!お魚が苦手な子どもも喜ぶレシピ
ボンジョルノ!イタリア在住フードライターの鈴木奈保子です。今回ご紹介するのは、サバを使って15分でできる簡単な夕ご飯のメイン料理です。栄養たっぷりなサバですが、青魚特有の味があるので苦手な子供も多いですよね。そこでトマトと一緒のイタリア風のレシピをご紹介します。紙包み焼きなので、洗い物の手間も省けて忙しいママにもピッタリなレシピです。
サバとトマトのイタリア風紙包み焼きレシピ
ここのところサバと言えば缶詰というほどサバ缶が人気ですが、秋から冬にかけてのこの季節はサバが旬です。サバの切り身にはそれほど骨も多くないので、脂ののった新鮮なサバを使った料理にチャレンジすることをおすすめします。
とはいっても味噌煮などの大人向けの料理だと子供にはいま一つ、というご家庭は、ぜひ今回ご紹介するイタリア風のサバ料理をお試しください。イタリアでもサバは安くて栄養たっぷりなので、人気の魚です。
【材料】(4人分)
サバの切り身 4切れ
プチトマト 4個
玉ねぎ 1/4個
ハーブ類(パセリ・バジル・ローズマリー・乾燥オレガノ・ティモなどお好みで)
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 大さじ2
塩 少々
コショウ 少々
【作り方】
1.骨を抜いたサバの切り身に、塩をひと振りしておく。パセリはみじん切り、玉ねぎとトマトは輪切りにしておく。
2.サバの水気をさっとふいて、4枚のオーブンシートのうえにそれぞれ一匹ずつ並べ、白ワイン・オリーブオイルをそれぞれ大さじ1/2ずつかける。
3.さらに上から材料の4分の1のハーブ類・玉ねぎ・トマトをのせ、コショウをかける。一つずつ紙を包んで閉じ、他に3つ同じように作る。
4.大きめのフライパンに紙包みを4つ並べ、蓋をして弱火で約3~5分焼く。
5.紙がふくらんで、いい匂いがしてきたら紙に包んだままお皿に盛って、いただきます。
今回私はオレガノだけを使いましたが、ハーブをたっぷり入れると、紙包みを開けたとたん地中海のいい香りが広がって、食欲が沸いてくること間違いなしです。
紙包み焼きはおいしくできるうえに調理時間が短縮できて洗い物が少ない!
サバは塩焼きも美味しいですが、グリルを洗って片づけることを考えると、少しちゅうちょしてしまうのが本音のところ。味噌煮は子供には渋いし、竜田揚げは揚げ物だから洗い物が大変ですね。そんな忙しいワーママに最適なのは、紙包み焼きです。
紙でしっかり包んでいるので火のとおりが早いし、紙で包んでいるので、フライパンが汚れません。魚料理をした後の調理器具に残る魚の匂いを心配しなくていいのは嬉しいですね。
おまけに紙包みのままお皿にのせて食卓に出すと、いつもと違う演出に子供たちは喜ぶし、お皿だって汚れが少なくてすむというわけです。
紙包み焼きのサバは火を通しすぎると固くなってしまうのですが、火のとおりやすい野菜もお好みで一緒にいれると、付け合わせが一度に作れて便利です。もし、じゃがいもやカリフラワーを入れる時は、先に茹でておいたものをお使いください。
トマトの赤い色と酸味がサバを子ども向けレシピに変身させる!
我が家の子供たちは、小さいころアレルギーでもないのに魚は少し苦手な食材でした。子供にとって特に青魚は色も地味で味も香りも独特のクセがあるからです。
そこで魚料理の時には、できるだけ華やかな赤い色をしたトマトと組み合わせるようにすると、魚嫌いが克服できました。トマトのうま味成分も程よい酸味も、サバとの相性は抜群です。
子供たちが最近のサバ缶人気で、サバが海で泳ぐ魚だということが分からなくならないように、旬の季節にはフレッシュなサバを使った料理をすることが大切だと思います。
サバは三枚におろした切り身を使えば簡単です。骨は脇腹のところと真ん中の骨に沿って、ずらりと並んでいるくらいなので、骨抜きですぐに取れます。
調理も後片付けも簡単なレシピですから、脂ののった旬の新鮮なサバ料理にぜひチャレンジしてみてくださいね。
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