ボンジュール!フランス食育研究家コンフェひろこです。今回は世界中のワーママが注目している、ワンポットパスタについてご紹介します。パスタといえば、ソースを作って、別茹でしたパスタと混ぜて…というのが通常の作り方ですが、このワンポットパスタは、一連の工程をひとつのお鍋で完成させるという、究極の時短調理法です!

フライパンに材料を入れて火にかけるだけ!

お鍋やフライパンの中にカットした材料、パスタ、調味料をすべて入れて火にかけるだけ!お湯を沸かす必要もなし、ソースも同じ鍋で完成してしまうので洗い物も最小限に抑えられます。

お肉も野菜も冷蔵庫にあるもので代用できます。平日の夜ごはんメニューにも翌日のお弁当にもおすすめです!

【材料】(2人分)
スパゲティ(1.6mm) 200g
なす 小1本
ソーセージ 4本
にんにく 1片
オレガノ(なければタイムやバジルなど) 適量
カットトマト缶 1缶
水 300cc
塩、こしょう 適量

【作り方】
1.カットした材料・調味料・パスタ・水をすべてフライパンに入れる。スパゲッティは半分に折って入れると子どもも食べやすいです。

2. 強火にかけてぐつぐつしてきたら全体を混ぜて、弱火にしてパスタの茹で時間どおり加熱します。

3.水分が残っているようなら、最後にまた強火で蒸発させて出来上がり。いい具合にソースがパスタに絡んでとってもおいしいです!

パスタ(1.6mm)100gに対して300ccの水分が適量です。今回はトマト缶約300gと水300ccでトマトソースを作りました。お好みでクリーム系、オイル系などアレンジができますのでこの目安を参考にしてください。

ワンポットパスタの時短ポイント

・お鍋ひとつで完成
お鍋は口が広いタイプ、フライパンなら深めのタイプが失敗なく作れます。またパスタを別茹でする必要がないので、洗い物がほとんどないので大幅な時短になります。

・野菜は小さめにカット
火が入りやすくなり時短になる他、子どもがひとりで食べやすくなる、野菜嫌いの子どもが苦手な野菜に気づかず食べてくれるというメリットもあります。

おすすめの具材はベーコン・ハム・合いびき肉・魚介類・トマト・なす・ズッキーニ・ブロッコリー・きのこなど。アクが少なく、火が通りやすい材料がおすすめです。具材は小さめにカットすると旨味が染み込んでおいしくなりますよ。

翌日のお弁当にもおすすめ

我が家では保育園に持っていくお弁当を作っています。お弁当文化のないフランスでは日本のようにかわいい便利グッズもないので、できる限り夜ごはんを翌日のお弁当にしています。平日は毎朝バタバタなので、夜に準備すれば時間も大幅にセーブできるのも助かります。

またこのパスタは炭水化物、タンパク質、野菜もすべて入っているので彩りにブロッコリーやほうれん草など緑色の野菜を少々追加するだけで出来上がり。トマトパスタは苦手な野菜も気づきにくいので、試しに食べてほしい野菜を混ぜ込んでみてください。

パスタの作り方に大革命のワンポットパスタ。簡単なうえにアレンジもたくさんできます。この新しい調理方法はワーママの強い味方だと思います。ぜひ日常ごはんに取り入れてくださいね。