ボンジュール!フランス食育研究家コンフェひろこです。街中も少しずつクリスマス色になってきました。今回は栄養価満点の卵料理です。洋食店のようなふわふわ卵のオムライスを、時短かつ迫力ある大皿料理に変化させるレシピをご紹介します。

大皿は大勢集まる時の夜ごはんに最適!

おいしくて簡単なオムライスですが、食べる直前に人数分ひとつずつ作らないといけない、みんなで同時に食べられない等、家庭で作るには難点もありますよね。特にフランスでは夕食は家族みんなで食卓を囲む大切な時間なので大皿料理も食育のひとつ。

そこで考えたのが、大皿でど~んと大きく盛り付けてワイワイ取り分けするこの作り方です。大きく焼いたふわふわ卵の上に子どもたちとケチャップでデコレーションするのも楽しいです。

特大サイズは迫力があるのでお誕生日会やこれからの季節、クリスマスなどの集まりにもおすすめです!

冷蔵庫のストック整理にも最適!ウィンナーはひき肉やチキンでも代用できます。

【材料】(2人分)
ごはん お茶碗2杯
ウィンナー 3本
玉ねぎ 小1個
人参やグリンピースなど お好みで少々
ケチャップ 適量
塩、こしょう 適量
卵 5個
生クリーム 少々
植物油 少々

【作り方】
1.フライパンに油をのせて、玉ねぎを炒める。しんなりしたらソーセージと他の野菜を加えて炒める。

2.ごはんとケチャップを加え、よく混ぜる。なじんだら大皿に移して形を整える。

3.フライパンの汚れを簡単にふき取り、生クリームを加えた溶き卵を流す。菜箸で全体を混ぜながら半熟に焼く。

4.大皿にのせたケチャップライスの上にふわふわ卵をのせる。お好みでブロッコリーなど盛り付けると彩りがよくなります。

大皿にすれば時短に

一皿ずつの盛り付けは手間がかかります。大皿オムライスは簡単かつ盛り付けも楽で一石二鳥です。

人参、玉ねぎ、ブロッコリーやカリフラワーの茎などの冷蔵庫にある野菜を活用できます。普段苦手な野菜も小さくカットしてケチャップごはんに混ぜ込めば、子どもも喜んで食べてくれます。

ハヤシソース、トマトソース、ホワイトソースなど、翌日に少し余ったソースがあればさらに豪華な一品に仕上がります。ぜひアレンジしてみてください。

ワンプレートで栄養満点に

昔から卵は、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含んでいることから「完全栄養食品」と言われています。なかでも疲労回復効果が期待できる、たんぱく質やビタミンB群を多く含んでいます。

季節の変わり目は大人も子どもも疲れがたまりやすく、体調を崩しやすい時期です。そんな時こそしっかり食べて栄養補給をしたいですね。

ふわふわ卵の秘訣は生クリーム!

洋食店やホテルのオムライスを自宅で再現するには生クリームを少々加えます。脂肪分が加わることによって、焼いている時も崩れにくくなります。フライパンはテフロン加工のものを使うと大きな卵も簡単にケチャップライスの上にスライドしてのせることができます。

卵の甘味を最大限に引き出し、とろっとした卵がびっくりするほど簡単にできますのでぜひお試しください。